タンブッラの黄金寺院に到着
7月17日その2。長いドライブを経て、タンブッラの黄金寺院に到着。もともとは、王に迫害された僧たちが洞窟にお寺をつくったのがこの寺院の起源らしい。仏像などは全て洞窟の中にあるので、外から見た風景はシンプルな感じ。
タンブッラの黄金寺院は第1窟から第5窟まである。最初に入ったのは第1窟。ガイドブックでよく見る、最も有名な涅槃像。
足の裏が赤くなっている。これは、お釈迦様が赤土の多いスリランカに来たことを表しているらしい。足の親指がずれているのは涅槃(入滅している、つまり聖者の死)していることを表していて、親指がそろっているのは寝ている仏像とのこと。勉強になるなぁ。
地元の人たちも多く訪れていて、蓮の花をお供えしていた。
あちこちに金色があしらわれたピカピカ寺院
第二窟以降は小さな仏像や仏塔がたくさん置いてある。損傷が激しいあるが、黄金寺院の名にたがわずピッカピカの寺院だった。
天井にはお釈迦様の画がぎっしり。
壁には戦争の画なども描かれているが、こちらの壁画では、よく見ると銃を持っている。
聞くと、近代になって描き足されたものではないかということ。こういうところから描かれた時代が読み取れるのも面白い。
魚が描かれた不思議なパワースポット
また、天井をよく見ると、魚の画もある。画の横の割れ目から水が流れているが、不思議なことに勾配が上の方に向かって水が流れているらしい。そのため昔から特別な力がある水だと信じられているようだ。
流れ出た水はこちらに溜められており、仏教の儀式などにも使われるということ。お金が周りに散らばっているが、地元の人が投げ入れたお賽銭らしい。
色々と面白いエピソードも聞けたし、荘厳な雰囲気を味わうことができて良かった。次はいよいよ、旅の主目的であるシーギリヤロックに向かう。
スリランカ旅行記
2日目その1:スリランカドライブ。ダンブッラの黄金寺院への道
2日目その2:ダンブッラの黄金寺院は、その名にたがわずピッカピカ
3日目前編:世界遺産都市・キャンディまでの道のり&ペラデニヤ植物園
4日目その3:コロンボ市内は異文化建造物のるつぼ!市場もにぎやか(最終回)