【VR】Blenderで作ったfbxモデルをUnity+UniVRMでExportしてClusterのアバターに設定する(Clusterで遊ぼう日記2日目)

投稿日:2021年8月15日
最終更新日:2021年8月17日

 

Clusterでオリジナルアバターを設定したい

前回はClusterに作ってチュートリアルのワールドをうろうろしたが、今回はアバターをオリジナルのものに変更したいと思う。私は以前Blenderでシロクマのモデルをfbxでexportし、Unity内で動かしたことがあるので、今回はそのシロクマのモデルを流用してClusterでのアバターに設定するまでの方法をメモしておく。

ちなみに、Blenderのモデルは、既にモデリングしてBoneを入れてfbxでexportするまでは済んでいる前提で書いていく。

 

開発環境

Windows 10

Unity 2019.4.22f1 ※Cluster Creator Kitの動作確認versionに合わせた

UniVRM v0.79.0 ※安定版はv0.66.0のようだが(後から気づいた)この最新版でも問題なくできた

 

Unity 2019.4.22f1のインストールとUniVRMのインポート

まずは下準備として、Unity 2019.4.22f1のインストールとUniVRMのインポートをやっておく。Unity 2019.4.22f1はUnity hubからインスト―ルしようとしたのだが、Unity hubからはversion指定できなかったので、以下のページの「Install this version with Unity Hub.」からUnity hubにインストールした。

https://unity3d.com/jp/unity/whats-new/2019.4.22

Build Supportは特に必要なさそうだったので追加せず。これでUnity 2019.4.22f1のインストールは完了。

次に、以下からUniVRM v0.79.0のpackageファイル(私がダウンロードした時点の最新版だとUniVRM-0.79.0_3579.unitypackage)をダウンロードして適当なディレクトリに置いておく。

https://github.com/vrm-c/UniVRM/releases

その後、Unity hubから2019.4.22f1で適当に3Dプロジェクトを作る。つくったらUnityの上部のメニューバーからAssets → Import Package → Custom Package…を選択して、先ほどダウンロードしたUniVRMのunitypackageファイルを開いてすべてインポートする。

これで準備は完了。

 

 BlenderでつくったfbxモデルをUnityにインポートして設定を変更

次に、プロジェクトのAssets内に適当なディレクトリをつくり(今回はfbxというディレクトリつくった)そこにBlenderでExportした.fbxモデルをドラッグ&ドロップする。BlenderからUnity向けにfbxファイルをエクスポートするときの設定はこちらの記事で書いている。

この状態だとテクスチャが貼られてないので、こちらの記事で書いている方法でテクスチャを貼る。テクスチャを貼ったら、fbxファイルを選択してInspectorからRigのタブを選択し、Animation TypeをHumanoidに変更する。

これで設定は完了。

 

UniVRMでVRMファイルとして出力

ここまでやったら、AssetsのfbxファイルをHierarchyにドラッグ&ドロップしてオブジェクトとして追加する。このとき、InspectorからScaleを適当な大きさに調整する(最初Scaleを1でVRMファイル出力したらめちゃくちゃデカくなったので、調節して0.15にした)。そしてHierarchyのfbxのオブジェクトを選択した状態で、VRM0→Export UniVRM-0.79.0を選択。

すると設定画面が出てくるので、以下のようにTitle、Version、Author(作成者)を設定する。許諾範囲や商用利用の許可は自分の意向に沿うように設定するが、デフォルトではすべて許可しない設定になっているので、自分用のアバターで使うのであればデフォルトでExportすれば問題はないと思う。

Export先を選んでExportしたら完了。

 

ClusterにVRMファイルをアップロードする

あとはClusterにアップロードするだけ。Clusterにログインし、右上の自分のアイコンから「アバター」開き、「アバターをアップロード」をクリックする。

先ほどExportしたVRMファイルを選択する。すると以下のようにアバターが表示されるので、アバター名をつけてアップロードをクリック。

これでアバターが追加された。

あとはワールドに入る時に追加したアバターを選択すれば、自分のオリジナルキャラクターでワールドを闊歩することができる。ためしにワールドを歩いてみた。

自撮りもやってみる。

Clusterの世界にも慣れてきたので、次の日記では自分でワールドをつくってみたいと思う。

 

日記まとめ

Clusterで遊ぼう日記は以下のページでまとめてます。

【VR】Clusterで遊ぼう日記 まとめ


投稿者: wakky

映画と旅行が大好きなエンジニア。お酒、ゲーム、読書も好き。

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