【本の感想】知らないと恥をかく世界の大問題2

投稿日:2018年9月12日
最終更新日:2021年3月14日

評価: 5点/10点満点 ★★★★★☆☆☆☆☆

概要/あらすじ

一世を風靡した池上彰氏が、世界情勢の動向や背景について、やさしく解説した本の第二弾。

 

レビュー

解説のわかりやすさは良いがトピックが……

前作同様、世界で起きている様々な問題について紹介されている。2011年の3月頃に出版されているため、内容としてはアラブの春や、アメリカのオバマ政権の方向性などについて解説されている。国内のトピックについても書かれており、民主党政権の動向などについて書かれている。

解説は前作同様わかりやすいんだけど、そこまで出版間隔が空いていないので、トピックが少し弱いというか、目新しさが無い気がした。第一弾がヒットしたから急いで第二弾をつくったのだろうか。

 

東日本大震災の部分は急ごしらえ?

ちなみに、東日本大震災については巻末の方でちょろっとコメントが書かれている。出版時期的に、原稿が完成した後に、急きょ入れたと思われる。震災に興味があるのであれば、「知らないと恥をかく世界の大問題3」で書かれているのでそちらを読んだ方が良さそう。

解説のクオリティは前作同様だったけど、トピックの内容を考えたら、前作を読んだ後に今作を飛ばして、「知らないと恥をかく世界の大問題3」から読んでも良いかも。

 

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同じシリーズの第一弾のレビューも書いてます。

知らないと恥をかく世界の大問題

 


投稿者: wakky

映画と旅行が大好きなエンジニア。お酒、ゲーム、読書も好き。

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