【本の感想】知らないと恥をかく世界の大問題

投稿日:2018年9月3日
最終更新日:2021年3月14日

評価: 7点/10点満点 ★★★★★★★☆☆☆

概要/あらすじ

一世を風靡した池上彰氏が、世界情勢の動向や背景について、易しく解説した本。

 

レビュー

トピックはやや古めだが現在にも尾を引く問題の背景がわかる

私も今年30歳になり、社会人としてもう少し世界のことを知っておいた方が良いかも……と思って買った本。2010年に出版された本なので扱っているトピックスはやや古く、アメリカのリーマンショックやサブプライムローン問題、中東の核開発などの動向やテロ組織結成の背景、日本の民主党政権などについて触れられている。

ただ、中東の情勢など現在にも尾を引く内容の発端や背景を知ることができるので、読んでおいて損は無いかなと。

普段、新聞を読まない人がサクッと社会情勢を知るには良さそう

内容的には平易に解説を行っているので、スラスラ読める。ページ数は200ページも無いのですぐ読み終えることができると思う。内容的にも中立的な立場になっていると思うが、ごくごく一部だけ、池上さんの意見で断言している部分も見られたので、そこは中立に徹して淡々と解説して欲しかったかな。

毎日しっかり新聞やニュースで世界情勢に目を向けている人には少々物足りない内容かもしれないが、リーマンショックなどについてサクッと背景や経緯を知りたい人には良いと思う。

 

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知らないと恥をかく世界の大問題2


投稿者: wakky

映画と旅行が大好きなエンジニア。お酒、ゲーム、読書も好き。

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