【本の感想】チーズはどこへ消えた? スペンサー・ジョンソン(Spencer Johnson)

投稿日:2015年9月5日
最終更新日:2021年3月14日

満足度: 5点/10点満点 ★★★★★☆☆☆☆☆

概要/あらすじ

現代社会で人々が陥りがちな問題を、2匹のねずみと2人の小人にたとえて風刺した本。

 

感想

いまさら?という感じもするが、一時期話題になった「チーズはどこへ消えた」を読んだ。3部構成になっており、最後のディスカッションの章はこの物語を読んだ人々が議論する内容だが、議論のやり取りがいかにもアメリカっぽいな~と思った。

要は失敗しても過去のやり方にこだわっていたら時間がもったいない。すぐに切り替えて次の方法を探しましょう、という内容。もちろんそれは重要だし、少人数の組織ならすぐに実行できると思う。しかし大企業にとってはなかなか難しいかもしれない。

組織が大きい場合、どうやって多数の組織の構成員の意識を変えればいいか?というのが難しいポイントかな~と思うし、それに対する具体的な方法論などあればもっと良かった気もする。

とはいえ、だめだったら時間を無駄にせずに次の方法ですぐにトライする、という方法は個人でも実践できる。私も過去に固執することなく、そのときそのときのベストな方法は何か? ということを意識して仕事をに取り組みたいと思う。


投稿者: wakky

映画と旅行が大好きなエンジニア。お酒、ゲーム、読書も好き。

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