やること
ZYBOを使って、ZynqのPLブロックだけ使ってLEDをチカチカさせたらすっかり満足してしまい、ずいぶん時間が立ってしまった。今回はMicroblaze MCS(マイクロ コントローラー システム)を使ってLチカにチャレンジしてみようと思う。ARM(PSブロック)使わないのかよ!と突っ込まれそうだが、Microblaze MCSはZynq以外のXilinx FPGAでも使えるし、比較的手軽に小規模なCPU + FPGAシステムを構築できるので、ホビー目的には良いかなと。
ちなみにprojectは今までのものを流用する。詳しくはZYBOで遊ぼう日記の「FPGAのロジックブロック(PL)だけを使ってLチカ」を参照。
Vivadoの更新&過去プロジェクトの動作確認
一からピン配置などをやり直すと面倒くさいので、今までのProjectを使うが、Vivadoがかなり古くなったので更新しておく。最新版は2018.3。色々とIPなどを組み込んでいると、バージョンを変えるときに不具合が起こることもあるが、Lチカくらいなら大して問題ないし何か起きたところで直せば良いので、そのまま新しいVivadoで読み込む。
一応以前のprojectのバックアップを取っておき、新しいVivadoでprojectを読み込む。以下のようなメッセージが出るが、気にせず読み込む。
この状態でコンパイルしてbitファイルを焼いてみる。さて、ちゃんと動くかな。
わかりにくいけど、右上のLEDが1秒ごとにチカチカしている。うん、特に問題なさそう。肝心の内容に入っていないが、今日はこのくらいにしておこう(笑) 次回はMicroblaze MCSのIP Coreを作成していく。
参考文献
公式のドキュメントが以下にあるので、参照しながら進めていきます。
https://japan.xilinx.com/support/documentation-navigation/design-hubs/dh0020-microblaze-hub.html
ZYBOで遊ぼう日記まとめ
ZYBO関係の記事は、大まかな内容ごとに以下にまとめています。
https://wakky.tech/zybo/