【ゲームの感想】「Stray」- サイバーパンクな地下都市をネコちゃんになって練り歩く

投稿日:2022年8月21日
最終更新日:2022年10月9日

満足度: 9点/10点満点 ★★★★★★★★★☆

レビュー

※結末についてハッキリとしたネタバレはありませんが、ゲームの展開やシーンについて触れています

ネットでも話題のサイバーパンク猫ゲーム

サイバーパンクな世界を猫になって歩くというコンセプトで話題になっていた「Stray」。私もプレイしてたのだが、先日クリアしたので感想を書いてみる。

もともとSFは好きだし、ブレードランナーのようなサイバーパンクな世界観も好きなのでかなり期待してプレイしたのだが、期待を裏切らない面白さだった。

 

退廃した世界を猫になってあるく楽しさ

ストーリーとしては、事故で地下の世界に迷い混んだ猫が、地下を脱出するために冒険するというシンプルな内容。ただ、地下に暮らす個性的なロボットたちとの会話や、冒険がすすむに連れて相棒のドローンが思い出す記憶などから、この世界の謎が徐々に明らかになってくる。

このロボット達は何者か?なぜ地下に閉じ込められているのか?襲いかかる敵の正体は?など、色々な謎が徐々に解明されていくので、先が気になってどんどん進めてしまう。

また、猫ちゃんの動作がとてもリアルでいちいちかわいい。キーボードの上を歩いちゃったり、床や壁で爪とぎしたり、ものを落としちゃったり、本当に猫になったような気分になる。一方で、これらの動作が謎解きに役立つこともある。なんとなく猫の要素を入れた…という感じではなく、しっかりゲームとしてまとまっている。
 

難易度は低めでサクッとクリアできる

操作は複雑ではなく、相棒のドローンが進め方についてヒントをくれるので難易度も低め。どれだけ散策するかにもよるが、クリアするだけなら数時間で終わるのでサクッと遊べる。ゲームがあまり得意ではない人でも楽しめると思う。

逆に、普段からがっつりゲームをやっているコアゲーマーからしたら少しボリュームと難易度的には物足りないかもしれない。私は最近長くて難しいゲームをやる気力が無くなってきたので、ちょうど良かったけど…笑

緻密に作られた世界やリアルな猫の動作、一体一体名前がつけられた個性的なロボット達など、制作陣のこだわりや、ゲームへの愛を感じられるのも良い。サイバーパンクな世界観や猫ちゃんが好きな人はきっと楽しめると思う。


投稿者: wakky

映画と旅行が大好きなエンジニア。お酒、ゲーム、読書も好き。

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