夏の尾瀬に1泊2日の散策へ
2019年の7月に、1泊2日に尾瀬へ行った。尾瀬といえば水芭蕉が有名だが、夏のシーズンでもニッコウキスゲの花が咲いており、とても綺麗だった。この記事では、今回私と奥さんが2人で宿泊した尾瀬沼山荘を紹介する。
宿の前にもニッコウキスゲが綺麗に咲いていた。
尾瀬沼に近く、おしゃれなカフェも併設されている綺麗な山荘
尾瀬沼山荘の第一印象は、山小屋なのにとても綺麗! 併設されているカフェ風の休憩所もおしゃれな雰囲気だし、山に慣れていない初心者でも安心して泊まれる。
建物のなかも綺麗で清潔感がある。
山小屋というと必要最低限の設備がそろった寝るだけの小屋、というイメージを勝手に持っていたのだが、この宿はちょっとしたコテージのような雰囲気があってワクワクする。
夕食やお酒は?
今回は夕食と、翌日の朝食付きの宿泊プランにした。夕食はこんな感じ。
鶏肉の照り焼きは柔らかくジューシー。サバの味噌漬けもよく漬かっていてご飯とよく合う。追加でアルコール類を頼むこともできるのが嬉しい。生ビールに加えてハイボールやチューハイなども準備されているので、お酒を飲みながら食事を楽しむことができる。
生ビールは700円。食事後もハイボールを買って、外のベンチで夕暮れの尾瀬沼を眺めながらまた少し飲む。山小屋なので夕暮れ時には周りには誰もおらず、とても静かで優雅な時間を過ごすことができた。
ただし、翌日に登山やハイキングを控えている人は飲み過ぎには注意。山小屋は翌日にそなえて早めに就寝する人も多いので、酔って騒ぐのも厳禁。アルコールはほどほどにしておきましょう…。
朝食は?
基本的には、朝食も食堂で食べる形になる。タイムスケジュールはこんな感じ。
ただ、私たちは朝食時間よりも早く出発する予定だったため、お弁当をお願いしておいた。容器には尾瀬のお役立ち情報が手書きで書いてある。こういったちょっとした心づかいが嬉しい。
朝食をお弁当に変更する場合は、チェックインの時にカウンターで伝えて、夕食の時に食堂で受け取る。
お弁当を開けてみると、おにぎりにウインナーと唐揚げの付け合わせが付いており、どれもおいしかった。
部屋やお風呂、トイレは?
部屋はコンパクトだが、大人2人が寝るには十分な広さの部屋。
トイレとお風呂は共有。トイレにはなんとウォシュレットが付いているし、洗面台も完備。ここ尾瀬沼山荘には大浴場が付いており、山歩きで疲れた体を癒すことができる。ただし、シャンプーや石鹸は自然保護のため使えない。でも山小屋でお風呂に入れるだけでも大満足。
電気事情は?コンセントはある?
今回泊まった部屋にはコンセントが付いており、スマートフォンの充電もできた。消灯時間は21時だが、21時以降も電灯は普通に電気は使える。ただし、話し声などは普通に隣の部屋にも聞こえるので、周りの迷惑にならないように早めに寝るのがベター。
お値段は?
今回は夕食と翌日の朝食付き、個室利用のプランにした。ひとり11000円。シーズンによって変動すると思われるので、下記で紹介しているWebサイトから確認しよう。
どうやって予約する?
以下のWebサイトから予約をすることができる。
https://www.tokyo-pt.co.jp/oze/
ハイシーズンや土日はすぐに予約が埋まってしまうようなので、計画を決めたら早めに予約しよう。
尾瀬沼散策にオススメの宿
尾瀬沼山荘は初めて利用したが、ご飯にお風呂、お酒など、山小屋とは思えないクオリティで大満足だった。宿の外から見る景色もとても綺麗。
今回は夏に来たが、水芭蕉の季節にもまた来てみたい。
尾瀬へのアクセス
私は今回は高速バスを利用して、新宿から尾瀬まで行った。高速バスで行くルートについて以下の記事で書いているので、興味があればぜひ読んでみてください。
夏の尾瀬旅行記
尾瀬旅行記は以下にまとめています。旅行に役立つアクセスや山小屋の情報も。