この写真の機材、洗濯干しでも、漁港にある干物を乾かす機械でもない(笑)22.2chの音を録音するマイク。今ではこういった傘型のマイクを使っていたらしいが、各アームが帯で繋がっているので、風きり音が入ってしまっていたらしい。
しかもこの傘部分をつくるのが難しいらしく、なんと京都の傘職人につくってもらっていたため結構コストが高ついたとか。このマイクのアームはカーボンでできていて非常に軽く、少人数でも現場に持って行きやすいように考えてつくってるということ。
しかもこのカーボンのアーム、アーチェリーの矢を再利用してる(!)ということで、非常にエコな機材だった。あるものを再利用してつくっちゃうってとこが、製造・生産まで考えるメーカーとは発想が違って面白い。