こちらは緊急放送の信号が発生すると、自動的にテレビをオンにするという装置。
その名も「ピロ太郎」!このネーミングセンス好きだわ。放送局で使うのではなくて、一般の家庭で使われることを想定した機械。実は似たような機能が入ったテレビが発売されたことがあるようだが、もう無くなってしまったらしい。
というのも、あまり消費者に受けたわけではなく、なおかつメーカー的にも待機電力を食う機能はあまり入れたくないということでそうなってしまったとか。
しかし最近は防災に関する感心が高まってるので、欲しい人が、どんなテレビにも付けられる機器として提案したいということ。テレビに取り付ける際の初期設定もいたって簡単だった。(ちなみにこの「ピロ太郎」の消費電力を聞くの忘れた・・・)
オンになった後、テレビの前に人がいない場合にはタイマーで自動的にテレビをオフにする。「人がいない場合には」といっても人感センサーが付いているわけではなく、起動して一分以上機器が操作されなければテレビをオフにするというシンプルな仕組み。
局から出される防災信号が出てる間はテレビを付けて、信号が消えたらオフにすればいいんじゃないかと聞いてみた。が、防災信号はどっちかというとパルス信号のように一発ポンとくる信号らしいので、それは無理っぽい。
気になったのはこれをどうやってお茶の間に置いてもらうのかということ(これも聞きそびれてしまった・・・)。「協力:山陽電子工業(株)」と書いてあったので山陽電子工業さんが売るんだろうか。