【映画】ユーモアと哀愁とスリル、そしてタランティーノ節全開! – 「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド Once Upon a Time in Hollywood(2019)」

投稿日:2019年10月7日
最終更新日:2021年3月14日

満足度: 9点/10点満点 ★★★★★★★★★☆

レビュー

※結末についてハッキリとしたネタバレはありませんが、映画の展開やシーンについて触れています

60年代ハリウッドを舞台としたユーモアと哀愁

ヒッピー文化が色濃い60年代のハリウッドで、落ち目の俳優演じるレオナルド・ディカプリオと、そのスタントマンのブラッド・ピットの奇妙な友情を面白おかしく描いている。

セリフ回しや登場人物同士の掛け合いはしゃれていてクール。さすがタランティーノという感じで、聞いていてとても心地が良い。アル中気味のディカプリオのいかれてるけど芝居には真面目な姿勢は、笑えつつも哀愁を感じて不思議な気分にさせてくれる。

哀愁を描きつつも程よく笑えるユーモアを織り交ぜているので、変にクサくないのも良い。とにかくユーモアと哀愁の絶妙なバランスが見物の映画。

 

中盤からはスリリングな展開

ただ面白いだけではなく、ところどころスリリングな展開も含まれている。ブラピがヒッピーの村に乗り込んだ時の見せ方もベタだけどうまくて、長めの映画時間(2時間40分)でも飽きずに見ることができた。

ユーモアや哀愁はスリルが入り混じるカオス感がある脚本は素晴らしい。よくこんなの書けるな~と感心しきり。

 

そしてタランティーノ節全開のオチ

ラストは詳しくは書かないが、メチャクチャで笑える。「これやりたかっただけだろ」とツッコミたくなるような展開だけど、ちゃっかり伏線回収もやってるのが良い。

この映画は実在した事件がもとになっているのだが、私はそれを知らずに完全なフィクション映画だと思っていた(笑) そのため最後の展開が少し急すぎるようにも感じたが、事件を知っていたら非常にドキドキするシーンだったに違いない。

ただ、事件を知らなくてもドキドキしたし、全編通して楽しめた。2時間40分は少し長すぎて映画館で観るには疲れるが、じっくり腰を据えて観る価値がある映画。タランティーノの次回作も期待。

 


投稿者: wakky

映画と旅行が大好きなエンジニア。お酒、ゲーム、読書も好き。

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