【映画の感想】ゼイ・クローン・タイローン/俺たちクローン They Cloned Tyrone (2023)

投稿日:2023年9月11日
最終更新日:2023年9月11日

満足度: 8点/10点満点 ★★★★★★★★☆☆

レビュー

※結末についてハッキリとしたネタバレはありませんが、映画の展開やシーンについて触れています

撃たれたはずが無傷で目覚め…

麻薬売人として生計を立てるフォンテーンは、ある日敵対する売人とトラブルになり、銃撃されてしまう。しかし、翌日フォンテーンは無傷で目覚める。フォンテーンは銃撃の現場に居合わせたポン引きのスリック、売春婦のヨーヨーを引き連れて調査を始めるが、不可解な出来事が次々に起こり、やがて驚愕の真実を知る…というお話。

Netflixを漁っていて見つけたのだが、私が好きなジェイミー・フォックスも出ているし、内容も面白そうだったので鑑賞。かなり無茶苦茶な話ではあったが、私の好みにはハマっており楽しく観ることができた。

 

奇抜なストーリーとほどよい笑いのある映画

クローンをテーマにしているのでジャンルとしてはSFになっているようだが、近未来では無く現代を舞台にしたディストピアといった雰囲気。

冷静に見るとかなり怖いストーリーなのだが、ほどよく含まれているコメディ要素が怖さを中和しており、ちょうど良い塩梅になっている。また、風刺的な内容ではあるが、説教臭さは感じない点も良かった。

細かい点では突っ込みどころもあるものの、気軽に観ることができるSFコメディ映画だった。


投稿者: wakky

映画と旅行が大好きなエンジニア。お酒、ゲーム、読書も好き。

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