【映画】ウィリーズ・ワンダーランド WILLY’S WONDERLAND(2020) – 呪われたテーマパークで恐怖の一夜を過ごす…と思いきや

投稿日:2022年7月11日
最終更新日:2022年10月9日

満足度: 8点/10点満点 ★★★★★★★★☆☆

レビュー

※結末についてハッキリとしたネタバレはありませんが、映画の展開やシーンについて触れています

いわくつきのテーマパークに閉じ込められ恐怖の一夜を過ごす…と思いきや

Twitterで存在を知って気になってた映画をAmazon Primeで鑑賞。

ニコラス・ケイジ演じる寡黙な男が車を運転中にパンクし、通りがかった車屋の男に修理してもらう。しかし修理代が払えず、修理代のを払う代わりにある事件が発端で数年前に封鎖されたウィリーズ・ワンダーランドというテーマパークで一晩掃除をすることになる。しかしそこは凶悪な殺人鬼の霊が乗り移った人形達の巣窟だった…というお話。

結論から言うとかなり馬鹿馬鹿しい映画だったが、あまりに馬鹿馬鹿しすぎて笑いながら楽しむことができた。あらすじを読むと完全にホラー映画だったので、あまり怖い映画は得意ではない私は恐る恐る観たのだが、完全に杞憂だった。

 

とにかくニコラス・ケイジが強烈で笑える超B級映画

グロいシーンやちょっとびっくりするシーンはあるが、なぜか全く喋らず淡々と人形を破壊していくニコラス・ケイジの演技がシュールすぎて、怖がるどころか笑ってばかり。

ニコラス・ケイジ演じる男の個性はかなり強烈で、決まった時間に決まった炭酸飲料を飲み、音楽に乗ってノリノリでピンボールをやり、淡々と霊を撃破していく姿が印象的過ぎて、映画の他の要素がかすむほど。

鉢合わせた霊が「やばい!」と叫んでボコボコにされるシーンとかあまりにお馬鹿すぎて笑ってしまった。制作側も完全に狙ってつくってるだろうが、見事に狙い通りの超B級映画になっている。

 

ツボにはまるかどうかが全てか

ストーリーはかなり無理がありツッコミどころ満載で、正直お粗末と言える内容。私はこの映画のセンスに波長が合ったので楽しみながら最後まで観ることができたが、ツボにはまらなかったら悪趣味な悪ふざけにしか見えないかも。

批評サイトなどでレビューを読むと「学芸会レベル」といった辛辣なコメントもあった。そしてそれに対して「いやそんなことはない!」と強気で言い切れないのも事実…笑

まず最初30分程度観て、面白いと感じたら最後まで観ることをオススメする。基本的には最初から最後まで同じようなノリなので。


投稿者: wakky

映画と旅行が大好きなエンジニア。お酒、ゲーム、読書も好き。

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