【映画】THE GUILTY/ギルティ(2021) – 限られた舞台での息をのむ展開にドキドキする

投稿日:2021年11月11日
最終更新日:2021年11月11日

満足度: 8点/10点満点 ★★★★★★★★☆☆

レビュー

※結末についてハッキリとしたネタバレはありませんが、映画の展開やシーンについて触れています

緊急指令室のオペレーターへの電話から自体は思わぬ展開に

ある事情から現場を離れ、緊急通報センターのコールオペレーターとして勤務する刑事ジョー。淡々と仕事をこなすジョーだったが、1本の不審な電話から通報者の女性が拉致されていることに気づく。何とか女性の所在を突き止め脱出を助けようとするジョーだったが、真実に気づいたとき愕然とする…というお話。

高い評価を得たデンマークの映画のリメイクらしいのだが、私は元ネタの映画は知らないので新鮮な気持ちで観ることができた。

 

限られた舞台での息をのむ展開

司令室という限られた舞台で話が展開されていくのだが、途中で現場のシーンが映されることはなく、全て司令室との電話によりストーリーが展開されていく。しいて言えばトイレに行くシーンはあるけど笑

こう書くと退屈そうに見えるのだが、解決に向かったと思いきや「そういうこと!?」と驚いてしまう衝撃の展開があり、かなりドキドキした。真実がわかったときの焦燥感はなかなかのものだし、ジェイク・ギレンホールの熱がこもった迫真の演技のおかげでしっかり感情移入もできる。

 

地味な映画ではあるが

司令室のやり取りだけで進むストーリー展開は面白いが、銃撃戦やカーチェイスなどのド派手なアクションシーンは無いので、結構地味な映画ではある。一般的なハリウッドの警察ものサスペンスをイメージして観ると肩透かしをくらうかも。

ただ、視点を変えてみると、電話越しでの緊迫感ある会話は想像力が掻き立てられるとも言える。ありきたりな警察もののサスペンスに飽きた、という人にオススメしたい映画。


投稿者: wakky

映画と旅行が大好きなエンジニア。お酒、ゲーム、読書も好き。

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