【映画の感想】スーパーサイズ・ミー: ホーリーチキン ! Super Size Me 2: Holy Chicken!(2019)

投稿日:2023年6月26日
最終更新日:2023年6月26日

満足度: 8点/10点満点 ★★★★★★★★☆☆

レビュー

※結末についてハッキリとしたネタバレはありませんが、映画の展開やシーンについて触れています

スーパーサイズミーの監督がファストフード店を出店!?

前作のスーパーサイズ・ミーで、ファストフードへの依存によるアメリカの食文化に警鐘を鳴らしたモーガン・スパーロック監督が続編を製作。今度はなんと自分自身がチキンのファストフード店のオーナーになって出店するという内容。

「なんで自分でファストフード店経営を?」と最初は疑問に思ったのだが、徐々にファストフード店による上っ面だけのヘルシー志向や、チキンの飼育を牛耳る何社かの大手企業「ビッグチキン」による養鶏所の搾取などの問題が浮かび上がってくるのが面白い。

 

自分の頭で考えて調べる大切さ

売り物自体は変わっていないのに、「ナチュラル」や「オーガニック」などの謳い文句や、店の内装・外装でヘルシーなイメージを持たせる企業の戦略はよく考えてるな~と感心。日本でも最近こういったフレーズがついた製品が増えてきているが、健康を気にするのであれば「それって本当にヘルシーなの?」と少し立ち止まって考えて、自分で調べてみるのも大切かもしれない…と思った。

ちなみにメインテーマは表面上の「ヘルシー志向」とビッグチキンによる養鶏場への搾取の問題提起だと思うが、鶏の命の軽さやファーストフード店の給料の安さなど、細かいテーマをちょこちょこ挟まれている。ただ、もちろんそれらも認識すべき内容だとは思うんだけど、ちょっと色々詰め込み過ぎてメインテーマがぼやけてしまっているような気もした。

内容としてはしっかりとしたメッセージがある映画ではあるが、お堅い雰囲気ではなく笑えるジョークなどもちりばめられているので、普段ドキュメンタリー映画を観ない人でも楽しみつつ、新しい発見を得られるのではないかと思う。


投稿者: wakky

映画と旅行が大好きなエンジニア。お酒、ゲーム、読書も好き。

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