【映画】シン・ウルトラマン(2022) – 詳しくなくても楽しめる骨太の特撮SF映画

投稿日:2022年5月16日
最終更新日:2022年5月17日

満足度: 9点/10点満点 ★★★★★★★★★☆

レビュー

※結末についてハッキリとしたネタバレはありませんが、映画の展開やシーンについて触れているので、まだ観てない人はご注意を

誰もが知っているあのヒーローの新解釈

突如、日本に現れた巨大生物「禍威獣(カイジュウ)」。次々と出現する禍威獣に対抗するため、日本政府は禍威獣対策のスペシャリストを「禍特対」を結成する。

ある時、強力な禍威獣に苦戦する禍特対の前に、大気圏外から現れた銀色の巨人があらわれる。その巨人は「ウルトラマン」と呼ばれるようになり、人間を守るように禍威獣との戦いを繰り広げる…というお話。

私ももちろんウルトラマンは知っているのだが、子供の時にビデオで観ていた程度であまり詳しくはない。ただ、ウルトラマンに詳しくなくても楽しむことができたし(スペシウム光線とか怪獣の名前とか知ってた方が盛り上がるとは思うが)、映像やストーリーも見ごたえがあった。

 

序盤から畳みかける迫力あるバトルと緊張感あるストーリー

冒頭、禍威獣が現れて現在に至るまでの経緯が字幕と映像で淡々と語られるが、そんなに複雑な内容でもないのですんなり頭に入った。序盤からいきなり禍威獣とのバトル、ウルトラマンの出現、そして新たな禍威獣とのバトル・・・とテンポよくストーリーが進んでいく。

バトルはCG中心だが迫力があるし、禍威獣ごとに個性もあって面白い。また、シン・ゴジラの時は個人的に政治劇に寄りすぎてるかな~と思ったのだが、今回は政治劇の比率は減っていて、ちょうど政治の駆け引きを楽しめる位のあんばいになっていた。

また、巨大な禍威獣が大暴れするだけではなく、ザラブやメフィラスなど知性的な外星人が仕掛けてくる知能戦も緊張感があり、見所が多い。ラストも「空想と浪漫。そして、友情。」という名にふさわしい内容で、シン・ゴジラのように謎を残すような終わり方では無くて、ストレートで素直な結末だった。

 

ちょっと時代錯誤に感じたシーンもあったが

全体的にとても面白かったが、チラホラ気になった点も。作中で長澤まさみが自分のおしりを叩く描写や匂いを嗅がれるシーンは特に必要にも感じなかったし、人によっては不快感があるかも。製作者の趣味なのかわからないが、少し時代錯誤に感じた。

また、長澤まさみが巨大化するシーンはシュールすぎて笑ってしまったし、ちょっと映画の雰囲気がゆるみ過ぎた気もする。あと、ここでも巨大化したスカート姿の長澤まさみを下から見上げるようなアングルがあり、なんとなく下品な感じがして微妙だったかな。

細かい部分で気になる点はあったものの、全体としてはバトルで興奮し、ストーリーで緊張し、最初から最後まで楽しむことができた。私の好みにもばっちりハマった骨太の特撮アクションだった。


投稿者: wakky

映画と旅行が大好きなエンジニア。お酒、ゲーム、読書も好き。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください