【映画】「オキシジェン Oxygen(2021)」 – 酸素が限られたポッドに閉じ込められた記憶喪失の女性が脱出を試みるが…

投稿日:2021年6月6日
最終更新日:2021年6月6日

満足度: 7点/10点満点 ★★★★★★★☆☆☆

レビュー

※結末についてハッキリとしたネタバレはありませんが、映画の展開やシーンについて触れています

目覚めたら知らないポッドに閉じ込められ…

記憶喪失した女性が目を覚ますと、体には様々な機器が取り付けられ、ロックがかかったポッドに閉じ込められていた。酸素の残量は少なく、このままだと窒息してしまう。ポッドの中で何とか情報を集め、少しずつ記憶を取り戻す女性だったが、やがて衝撃の事実が発覚する…というお話。

こういう密室の中で謎を解いていくサスペンスは好きなので、Netflixで視聴。フランスとアメリカの合作映画らしいが、字幕版ではフランス語での演技となっている。

 

ストーリーは段々壮大に

最初はただ閉鎖空間に閉じ込められて、最終的に脱出できて助かった、めでたしめでたし…みたいな安直な展開を予想していたが、ストーリーの全容はかなり壮大。

基本的にはずっとカプセルの中で話が進んでいくが、時折入る回想シーンや、少しずつ謎がとけていくストーリー展開は、観ていて飽きることはなかった。役者さんの演技も迫真で、閉鎖空間に閉じ込められた時のパニック状態がひしひし伝わってくる。

 

細かい部分は気になるものの

ストーリーは壮大だがテンポは良く、映画の時間も100分程度にまとめられていてサクッと見れるのは良い。ただ、作中の伏線が大筋では解明されるものの、なぜそうなったかという説明がもう少し欲しかった気もする。

とはいえ意外なストーリーの広がりがあるので、先が読めなくてドキドキする感覚が楽しめた。SFテイストのサスペンス(スリラー?)が好きな人は楽しめると思う。


投稿者: wakky

映画と旅行が大好きなエンジニア。お酒、ゲーム、読書も好き。

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