満足度: 8点/10点満点 ★★★★★★★★☆☆
レビュー
※結末についてハッキリとしたネタバレはありませんが、映画の展開やシーンについて触れています
クセのつよい登場人物たちが魅力の探偵ミステリー
名前はよく聞くが、探偵ものはそこまで好き!というわけではないので、今まで手を付けていなかった作品。最近Netflixで配信された続編のグラス・オニオンが面白そうだったので、一作目である本作から観てみることにした。
第一印象としてはセットや画作りにかなり力が入っている印象で、現代の話でありながら、どこか現実離れした不思議で独特な世界観がある。
ダニエル・クレイグ演じる名探偵ブノワ・ブランはかなり変わり物で個性が強いし、登場人物たちも一癖も二癖もある。コミカルなセリフ回しにニヤニヤしながらも、推理の世界にハマっていった。
二転三転するストーリーと名探偵の推理に感心
ある程度序盤で犯人がわかるタイプのサスペンスなのかな…と思いきや二転三転し、先が読めない展開。驚愕のラスト!!というほどではないが、最後まで名探偵の推理になるほどな~と感心させられた。
全体的にテンションが高くて、演技も少し大げさに感じる部分もあるので、このノリについてこれないときついかもしれないが、私は楽しむことができた。続編のグラスオニオンも観てみたいと思う。