【映画】ブラックアウト: 記憶の彼方に Blackout(2022) – 麻薬カルテルに追われる記憶喪失の男の正体は

投稿日:2022年11月14日
最終更新日:2022年11月14日

満足度: 6点/10点満点 ★★★★★★☆☆☆☆

レビュー

※結末についてハッキリとしたネタバレはありませんが、映画の展開やシーンについて触れています

カルテルに追われる記憶喪失の男が自らの正体を探る

メキシコの病院で一人の男が目を覚ます。彼は記憶を無くしていたが、自らがカルテルに追われる身であることを知る。情報が錯綜するなか、真実を突き止めようとカルテルと戦いを繰り広げるが…というお話。

サスペンス映画が観たいな~と思ってNetflixを巡回して見つけたNetflixオリジナル映画。トランスフォーマーなどに出演しているジョシュ・デュアメルが主演。

 

緊張感あるストーリーと派手なアクション

謎の女性、友人を名乗る男、妙な薬を打とうとする医者など、怪しげな人物たちに翻弄されながら記憶喪失の男が真相を探っていくストーリーは緊張感がある。

また、記憶喪失というシチュエーションのなかで、誰が信用できるかわからずもがく男の焦燥感も伝わってくる。鑑賞しながら主人公の男と同じ目線で映画に入り込んで、ストーリーを追うことができた。

カルテルの男たちとの銃撃戦、肉弾戦など派手な戦闘シーンが豊富で、アクション映画としてもなかなか迫力があって楽しめる。

 

終盤はやや不完全燃焼感

ラストまで2転3転するストーリーは目がはなせなくて良いのだが、最後は「結局あれは何だったの?」という疑問が残るような終わり方で、少し不完全燃焼感はある。

あと、話は全て病院内で完結するのだが、ちょっとハチャメチャすぎて「こんな病院ないだろ…」と突っ込みたくなったし、もう少し舞台を広げた方が映画のスケールも大きくなって見ごたえが出た気がする。まぁ予算の都合もあるのかもしれないが。

映画の時間は1時間21分と短めなので、サクッと緊張感があるアクションサスペンスを観たいときには良い映画。


投稿者: wakky

映画と旅行が大好きなエンジニア。お酒、ゲーム、読書も好き。

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