【映画】「アーミー・オブ・ザ・デッド Army of the Dead(2021)」 – ラスベガスがゾンビだらけ!エンタメ思考のスプラッタゾンビアクション映画

投稿日:2021年5月24日
最終更新日:2021年5月24日

満足度: 6点/10点満点 ★★★★★★☆☆☆☆

レビュー

※結末についてハッキリとしたネタバレはありませんが、映画の展開やシーンについて触れています

ラスベガスがゾンビだらけに!ホテルに残された大金を狙う

アメリカ軍が未知の生物を載せたコンテナを輸送中、ラスベガス付近で車両が転倒。コンテナの中からは超人的なゾンビが解き放たれ兵士が次々と襲われ、ゾンビはラスベガスへ。そしてラスベガスの街はゾンビで溢れ、やがて封鎖されてしまう。封鎖前にゾンビと戦っていたスコットはバーガーショップの店員として働いていたが、謎の男タナカの依頼により、ラスベガス地下の巨大金庫を狙う強盗計画に加担することになるのだが…というお話。

300 〈スリーハンドレッド〉 やジャスティス・リーグで有名なザック・スナイダーが監督をつとめた、Netflixのオリジナル作品。

 

カジノやホテルを舞台にした探索は派手さや緊張感あり

ゾンビが潜んでいる薄暗いホテルでの探索は緊張感があり、観ていてドキドキする。また、カジノを舞台にしたゾンビとの戦いは華やかで新鮮な感じて楽しい。

この映画のゾンビは俊敏に動くタイプなので、少しの判断ミスがすぐに死に繋がってしまうし、街が浄化されてしまうまでのタイムリミットがあることで、有効的に観客の緊張感を煽っているのはなかなかうまいなと思う。

 

ストーリーはやや凡庸

ラスベガスがゾンビに溢れるまでを描いた冒頭のムービーはスタイリッシュでかっこいいし、緊張感がある展開は多いもののストーリーは結構よくある感じで、目新しさは無いかな。あと血がドバドバ出るのでスプラッタな表現が嫌いな人はきついかもしれない。

エンタメ作品としてはそれなりに楽しめたが、映画時間が2時半程度あり、基本的にずっとゾンビと戦ってるのでやや食傷気味になってしまった。この内容だったらもう少し時間を縮めて2時間程度に収めたほうがスッキリしたような気もする。エンタメ志向のゾンビ映画が好きなら楽しめると思う。


投稿者: wakky

映画と旅行が大好きなエンジニア。お酒、ゲーム、読書も好き。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください