【映画感想】「マッドマックス Mad Max (1982)」 – イカれた奴らの大狂宴!伝説はここから始まった

投稿日:2019年5月16日
最終更新日:2021年3月14日

評価: 5点/10点満点 ★★★★★☆☆☆☆☆

あらすじ

暴走族による凶悪事件が多発する、近未来のオーストラリア。暴走族専門の特殊警察「M.F.P.(Main Force Patrol)」のエース警官マックス・ロカタンスキーは、警官殺しの暴走族メンバー「ナイトライダー」を追い詰めた末に事故死させる。

友人だったナイトライダーの死を知ったトーカッター率いる暴走族は、報復としてM.F.P.班を襲撃。マックスの同僚と愛する子どもの命を奪い、妻にも重傷を負わせる。怒りに燃えたマックスは、報復を行うべくトーカッター率いる暴走族の追跡を開始する。

 

レビュー

イカれた奴らがひたすら暴走する世界観に戸惑う

熱狂的なファンが多いマッドマックスを初めて観てみた。メルギブソンの出世作でもある。第一印象は「何なの、この映画……」と唖然とした。まず映画の舞台は近未来という設定なのだが、もともとが低予算映画のためか、豪華な街並みや造形美を感じる舞台美術は一切出てこない。オーストラリアの大自然の中を、イカれた格好したイカれた連中がイカれた車で暴走し続ける。そんな映画。特に事前情報なしに観たので、慣れない世界観に戸惑いを隠せなかった。

 

他には無い世界観で「ヒャッハー!」作品のさきがけ

しかしなぜ戸惑ったのか冷静に考えてみると、今まで観たことの無い種類の映画だからではないかということに気付く。ほぼ現代なんだけど現代じゃない世界で、過激なバトルが繰り広げられる。今ではお馴染となった「ヒャッハー!」というイカれた敵役の代名詞がジャストフィットする世界観は、当時は衝撃的だったんじゃないだろうか。

 

みんなが楽しめるかはわからないが突き抜けていることはたしか

正直なところ、観おわった後に「楽しかった〜」とは思わなかったが、「なんだかスゴい映画だったな」とは思った。唯一無二の世界観が、コアなファンを惹きつけているのかなと。といっても2作目の方がかなり評価が良いと聞く。新しい驚きを求めて2作目も観てみたい。

 


投稿者: wakky

映画と旅行が大好きなエンジニア。お酒、ゲーム、読書も好き。

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