※この記事は私の体験談を紹介したものであり、医学的正確性を保証するものではありません。同様の症状が出た場合は、自己判断せずに医療機関での診断を受けてください。
それは突然訪れた
2018年の12月末の日曜日の夕方、テレビを見ていたら突然、右耳が聞こえづらくなっていることに気付く。「あれ、なんだろうこれ。おかしいな」と思いつつも「まぁ寝れば治るだろう」と思い、その日は就寝。
しかし、翌日起きたら更に聞こえづらくなっている。これはただごとではなさそう。
不安なので色々と自分で調べた
非常に不安になったので、会社に行く前にググってみる。色々調べてみると、どうも突発性難聴の症状に似ているように思える。いくつかの病院のwebサイトで症状を調べたが、複数のサイトで処置が2週間以上遅れると、元に戻る確率がガクッと下がる傾向にあると書いてあった。え、めちゃくちゃ怖ね?
恐ろしくなり、すぐに耳鼻科で診察を予約。どうも近所の耳鼻科は評判が悪いところばかりだったので、電車で15分程度行った駅近くの評判の良い病院を予約した。会社に正直に症状を報告し、会社を早退して病院へ行った。ありがたいことに職場の人からは「え!夕方と言わずに、今すぐ行った方がいいんじゃないの!?」という心配の言葉もかけてもらったが、夕方しか予約が取れなかったので……。
病院で調べてもらった
お医者さんに症状を話し、まずは耳の中をチェックしてもらうが、特に異常は無し。耳の構造は外耳(がいじ)、中耳(ちゅうじ)、内耳(ないじ)に別れているが、外耳と中耳は問題ないので、内耳の問題である可能性が高いとのこと。いったん聴力を検査して、その結果を見てもう一回話しましょうとのこと。すぐに検査室へ。
聴力検査の内容と結果
小さなブースに入ってヘッドホンを装着する。片耳ずつ高域の音(高い音)、中域の音、低域の音(低い音)の音が出るので、音が聞こえたらボタンを押す形式の検査だった。検査の結果、低域から中域にかけての聴力が、右耳で顕著に低下していた。これは、疲れや睡眠不足で内耳の中がむくんでいるときの典型的な症状だとのこと。
おそらく薬を飲んで安静にしていれば治るだろうとのことで、薬を一週間分もらった。もし治らなければまた来てください、とのこと。特に症状の名前は言われなかった。私を不安にさせないために、あえて言わなかったのかもしれない。リンパがどうとか言う話もされていたので、メニエール病とも関係あるのかも(うちの親がメニエール病を患ったことがあるので)。ま、名前がわかったところでどうしようもないからいいや、とこれ以上の追求はやめる。とりあえず何となくでも原因がわかって一安心。
その後の経過
病院に行った週は忘年会などの予定が入っていたが、薬を飲まないといけないし、安静にするように言われたのでキャンセル。薬を飲んでジムも休み、なるべく安静にしていた結果、2日後の夜には元通りに聞こえるようになった。
しかし、薬を飲み切って油断し、残業や飲み会を重ねた結果、再発。また病院に行き、同じ薬をもらう。そのまま年末休みに入って薬を数日飲んでいたら、治った。しかし「年末休みで疲れも取れてるし、お酒飲んでもいいだろ」とまたまた油断し、お酒を連日それなりの量飲んでいたら再発。完全に自業自得である。そしてまた禁酒して薬を飲んだら治って、現在に至る。
以上の経過から、私の場合は疲労とアルコールが関係しているように思える。「なんでお酒飲むの?バカなの?」と各所から突っ込まれそうだが、お酒は私にとって人生の楽しみのひとつなので、身体に害が無いラインでの付き合い方を模索していきたい……。とりあえず飲み過ぎたのは確実に良くない。当分は控えます。
同様の症状が起こった方へ
今回の記事で特に伝えたかったのはこれ。突然耳が聞こえづらくなったら、面倒臭がらずに早めに病院に行ってください。仕事があっても早退するなり遅刻するなり休むなりしてください。もし自分の判断で放置して悪化しても、誰も責任は取れません。あと、お酒の飲み過ぎは注意。