ExifToolでメディアデータのメタデータを表示させてみる(Windows 10)

投稿日:2022年7月8日
最終更新日:2022年7月9日

メディアファイルのメタデータを確認したい

最近Raspberry Piにカメラモジュールを接続して遊んでいるのだが、イメージセンサーから取得したRAWデータに保存されたExif(Exchangeable image file format )のメタデータをExifToolで表示させてみたので、使い方をメモしておく。ちなみに私はWindows 10のPCを使用している。

 

実行環境

Windows 10

ExifTool Version 12.42 (Windows Executable)

 

ExifToolをダウンロードする

ExifToolは以下からダウンロードできる。

https://exiftool.org/

私はWindows PCを使っているので、ダウンロードさえすればWindowsのCLI(コマンドプロンプト、PowerShellなど)から実行できるWindows Executableをダウンロード。

あとは解凍すれば、インストールしなくても使える。

 

ExifToolでメディアファイルのメタデータを表示してみる

zipファイルを解凍すると「exiftool(-k).exe」という名前の実行ファイルが置いてある。ダウンロードページにも書いてある通り、メタデータを読みたいメディアファイルを、exiftool(-k).exeの上にドラッグ&ドロップする。

すると、コマンドプロンプトの画面が立ち上がり、メタデータの情報が表示された。今回メタデータを読んだファイルはRaspberry Piに接続したカメラモジュールのRAWデータなので、表示されるメタデータは多い。今回はdngファイルのメタデータを読んでみたが、もちろんjpgやpngなどの画像データも同じようにメタデータを表示させることができる。

コマンドプロンプトやPowerShell上から実行したい場合は、こちらもダウンロードページに書いてある通りexiftool(-k).exeをexiftool.exeに名前変更してから実行すればOK。

例えば、exiftool.exeと同じディレクトリに置いたcamerastill-raw.dngというファイルのメタデータを表示させたい場合、コマンドプロンプトやPowerShellを起動して、exiftool.exeとファイルが置いてあるディレクトリで以下を実行すればOK。

.\exiftool.exe camerastill-raw.dng

すると、先ほどドラッグ&ドロップした時と同じように以下のように表示される。

ExifToolはメタデータの表示以外にも色々機能があるので、他の機能も使いたい人はexiftoo.exeに名前を変えてCLIからexeを実行する方が便利かも。


投稿者: wakky

映画と旅行が大好きなエンジニア。お酒、ゲーム、読書も好き。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください