【映画の感想】「バックドラフト Backdraft(1991)」- 炎の迫力と汗臭さ!いろいろな意味でアツい映画

投稿日:2020年6月14日
最終更新日:2021年3月14日

満足度: 9点/10点満点 ★★★★★★★★★☆

レビュー

※結末についてハッキリとしたネタバレはありませんが、映画の展開やシーンについて触れています

消防士をテーマにしたアクション映画だと思い込んでたが

とても有名だけど実はちゃんと観たこと無かった映画。勝手な先入観で、消防士を題材にしたアクション映画だと思ったけど全然違った(笑)

もちろん消防士の活躍もしっかり描かれているけど、メインは連続放火殺人事件の犯人を追うサスペンス的な展開。消火シーンでの炎の迫力と、二転三転する展開にすっかりのめり込んでしまった。

※ただ、観てたらなんとなく既視感あったので子供の時に地上波で鑑賞済みだったのかも?

 

迫りくる火炎の迫力がとにかくすごい

前半は主に新米消防士のブライアンを中心とした消火シーンが描かれるが、もうとにかく火事のシーンの迫力がすごい。1991年の映画なのでCGなんてほとんど(全く?)使われてないと思うが、とにかく炎の勢いに圧倒されっぱなし。

これだけでも十分に見る価値がある映画だと思う。しかしこれ撮影で大事故は無いにしても、軽く火傷したスタッフは結構いそうだな…

 

兄弟の葛藤や火事の裏の陰謀も見どころ

映像の迫力だけではなく、先の読めないストーリーがドキドキする。また、兄のスティーブンと弟のブライアンの葛藤や命をかける仕事の厳しさなども描かれていて、濃厚な内容なのが良い。

1991年なのに古臭さは感じず(ファッションはさすがに時代を感じるけど)、今観ても十分楽しめるし、最近のCG全盛の映画にはない生々しさや汗臭さのようなものが感じられる。色々な意味でアツい映画だった。


投稿者: wakky

映画と旅行が大好きなエンジニア。お酒、ゲーム、読書も好き。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください