【Android】Amazon Kindle Fireに自作Androidアプリのapkをインストールして動かす方法(USBケーブル or Dropboxでapkを移してインストール)

投稿日:2019年7月23日
最終更新日:2019年7月23日

AmazonのKindle FireにAndroid apkをインストールしてみる

AmazonのKindle FireはAndroidベースのタブレットで、価格も普通のAndroidタブレットよりも安い。しかし、Amazon向けにカスタマイズしてあるので、自作アプリや自作ゲームのapkをインストールして動かす場合は少し工夫がいる。

Kindle Fireにapkをインストールして動かしてみたので、その方法を備忘録として書き残しておく。今回はunityでつくった自作ゲームのapkをKindleにインストールしてみる。

※この記事ではKindleのセキュリティ設定を変更しますが、セキュリティ設定を変更するとKindle Fireの破損やデータ消失についてはユーザー自身の責任となり、Amazonのサポート対象外となります。また、本記事の内容を実行したことにより生じた不利益について、本ブログは一切責任は負いませんので、試すときは自己責任でお願いします。

 

使用した端末

Kindle Fire HD 8(第7世代)

 

セキュリティレベルの変更

まず、apkがインストールできるようにkindleのセキュリティレベルを変更する。ホーム画面から「設定」を選択。

次に、「セキュリティとプライバシー」を選択。

「不明ソースからのアプリ」をクリック。

以下のように警告が出るので、自己責任でOKをクリック。

これで、アプリストア以外から入手したapkをインストールできるようになり、準備は完了。

 

apkをKindleに移してインストールする

USBケーブルでPCとKindleを接続してapkを移す

USBケーブルでPCと接続してapkを移すのが一番楽だと思われる。USBケーブルでPCとKindleを接続したら、Kindleのローカルストレージの適当な場所にapkをコピーし、「ドキュメント」でコピーしたディレクトリを開いてapkファイルをクリックすれば、インストールできる。

 

Dropboxを経由してPCからKindleにapkを移す

本当はUSBケーブルでやりたかったのだが、私の手持ちのUSBケーブルでPCとKindleを接続しても、なぜかPCがKindleを認識しない…。そこで今回はDropboxを使ってapkをインストールした。以下の手順にうつる前に、インストールしたいapkをPCからDropboxにコピーしておく。

PCからDropboxにapkをコピーしたら、Kindleのアプリストアを開く。

検索タブからDropboxを検索して、ダウンロードする。

ダウンロード&インストールが完了したら、Dropboxを開き、自分のアカウントでログイン。

無事にログインできたら、Dropboxに置いたapkをKindleにダウンロードする。(KindleのversionによってはDropbox上でクリックするだけでapkをインストールすることもできるようだが、私の端末ではダウンロードしなければインストールできなかった。)

まず、あらかじめPCからDropboxにコピーしておいたapkファイルを選択し、右側のボタンをクリック。

ここで「エクスポート」を選択し、適当なフォルダにapkファイルをエクスポート(ダウンロード)する。今回は「Download」ディレクトリにapkファイルをエクスポートした。

あとはUSBケーブルでapkを移してインストールするときと同じように、「ドキュメント」を開く。

ここで、先ほどapkファイルをインストールした「Download」ディレクトリを開き、apkをクリック。

すると、以下のような画面が出るので「インストール」をクリック。

インストールが完了すると…

無事に自作apkのアプリが実行できた。Kindleのホーム画面にも、インストールしたapkのアイコンが表示されている。アイコンをクリックすれば、他のアプリと同じように自作アプリを開くことができる。

Kindleは値段も安いので、ゲーム開発のテスト用などにはなかなか使えるかも。ただし、冒頭にも述べたようにやるときは自己責任で。


投稿者: wakky

映画と旅行が大好きなエンジニア。お酒、ゲーム、読書も好き。

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