【映画の感想】ナルヴィク Kampen om Narvik(2022) – 第二次世界対戦下、夫と妻それぞれの戦い

投稿日:2023年3月6日
最終更新日:2023年3月6日

満足度: 6点/10点満点 ★★★★★★☆☆☆☆

レビュー

※結末についてハッキリとしたネタバレはありませんが、映画の展開やシーンについて触れています

第二次世界大戦でノルウェーで起こった戦いを描いた映画

第二次世界大戦中、ドイツが占領したノルウェーの街・ナルヴィクを奪還する戦いを題材にしたノルウェー映画。Netflixで発見したのだが、戦争映画は結構好きなので鑑賞。

このあたりの歴史には疎いのだが、作中で争いが勃発した背景などは説明があるので概要は把握することができた。戦中における資源(鉄鉱石)の調達事情などが絡んでおり、戦争映画としてだけではなく歴史のお話としてもなかなか興味深い。

 

戦う場所や視点により「敵」の違い

戦闘のシーンはもちろん迫力があって見所ではあるのだが、戦場でドイツと戦う夫と、子供の命を救うために大きな決断をした妻の、それぞれの戦いが描かれている点が印象深い。戦う場所や視点によって「誰が敵か?」も変わってくるし、戦争において何が正しいのか?というのは難しい問いなんだな~と思った。

内容はそこそこ重いので、観た後に楽しかった!と思える映画ではなかったが、印象には残る映画だった。


投稿者: wakky

映画と旅行が大好きなエンジニア。お酒、ゲーム、読書も好き。

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