満足度: 8点/10点満点 ★★★★★★★★☆☆
レビュー
※結末についてハッキリとしたネタバレはありませんが、ゲームの展開やシーンについて触れています
宇宙飛行士になって宇宙ステーションで様々なミッションを遂行していく
宇宙ステーションでミッションを遂行する宇宙飛行士になり、無重力空間で様々なミッションをこなしていく…というゲーム。
PlayStation Plusの11月フリープレイで配信されていたのでちまちまプレイしていて、フリープレイ終了前にぎりぎりクリアしたので感想を書いておく。
操作は難しいがやみつきになる浮遊感と多様なミッション
このゲームでは左右のスティック操作 + ボタン操作で右手、左手を(厳密にいえば右足、左足も簡単には操作できるが)別々に操作する必要がある。さらに無重力空間では自分が行きたい方向にいくのも難しく、何かにつかまりったり、地面を蹴ったりしながら移動していかないといけない。
操作には慣れが必要だし、無重力空間での作業がうまくいかず「キーッ!」と叫びたくなることもあった。ただ、宇宙空間でフワフワと動き回る浮遊感は何とも言えない心地よさがあり、うまくいかなくて一回やめてもまたプレイしたくなる中毒性がある。
ミッションの内容も、自分の手を使う単純なものからロボットアームを使っての装置組み立て、小型宇宙船に乗り込んで宇宙空間を探索するものなど、多様で飽きさせない。
一点だけ気になったのは、自分の左右の手同士がぶつかってしまうこと。右手で持ったものを左側に動かしたいときに、自分の左手にぶつかってしまうため持ち替える…という作業が結構発生するのだが、これがなかなかめんどくさい。ゲームとしては2Dだけど実際の宇宙空間は3Dなんだからクロスできるだろ!融通きかせてくれや!と突っ込みを入れたくなり、ちょっとだけストレスを感じた。
静かな宇宙に癒される
基本的に静かな宇宙空間で淡々と作業をこなしていくので、人によっては退屈に感じるかもしれないが、私は静かで美しい宇宙空間の雰囲気で癒されるゲームだなと思った。
ドキッとする展開もあるし、ラストも印象的で、ボリュームは少なめながらもかなり楽しめた。もうPlaystation Plusでのフリープレイ期間は終わってしまったが、トレイラー動画を見て雰囲気が気に入った人ならきっと楽しめるはず。