満足度: 8点/10点満点 ★★★★★★★★☆☆
レビュー
※結末についてハッキリとしたネタバレはありませんが、映画の展開やシーンについて触れています
手癖の悪いインディジョーンズ
人気ゲームの映画化作品。トム・ホランド演じるサムと、マーク・ウォールバーグ演じるサリーのコンビが、マゼランの黄金を探して大冒険するというお話。私もゲームのアンチャーテッドは何作かプレイしていたので興味があり、久々に映画館で鑑賞。
映画の印象としては手癖の悪いインディジョーンズという感じで、主人公が人の物を盗みまくることを除けば、正統派の冒険アクションという感じ。映画の冒頭からド派手なアクションシーンを叩きつけられ、エンタメ映画というのがすぐわかる構成になっているので、気楽に観ることができる。
ちなみに原作のゲームと主要なキャラは同じだが、細かい設定や雰囲気は結構違うので、原作のファンは意見が分かれるかもしれない。私は原作の熱烈なファンというわけでもないので、特に気にせず楽しめた。
展開はわかりやすいがとにかく楽しい
アクションはパルクール的な逃走劇や肉弾戦、スカイダイビングしながらの戦闘など多彩で爽快感がある。また、いかにもクソガキというキャラのネイトと、強欲で口が悪いサリーのコンビの掛け合いも笑えて楽しい。
結末は…まぁこんな感じだろうなという内容で、よく言えば正統派、悪く言えば意外性がないという感想。ただ、映画中盤については結構展開の変化があり、謎解きや騙し合いの要素などもあって退屈はしなかった。
ラストのいかにも続編を匂わせる感じは個人的にあまり好きではないのだが(笑)、トム・ホランドとマーク・ウォールバーグのコンビは気に入ったので、続編があればまた観たいと思える映画だった。