ClusterGAMEJAM 2021 summerに参加してみた
前回簡単なシューティングゲームをつくって、アイテム、トリガー、ギミック、オペレーションの仕組みはざっくり理解できたので、満を持してClusterGAMEJAMにエントリーした。
ひとまず実装の雰囲気は掴めたので、やるやる詐欺にはならなそうなので深夜にひっそりエントリー。
「#ClusterGAMEJAM 2021 in SUMMER」にエントリーしました!https://t.co/oIVnmZP672
— Wakky (@wakky_free) August 11, 2021
エントリーすると豪華特典ももらえるということで、さすがにこれは「できませんでした」じゃいかんなと意気込みつつお題の発表を待つ。
なんとなく浮かんだのはバーチャル空間でアイドルを応援するゲーム
そしてお題の発表日、「ホップ・ステップ・ジャンプ」というお題が発表された。直感的にはジャンプしながらコースを進む、Clusterの公式テンプレートのアスレチックのようなジャンプアクションが頭に浮かぶ。
ただ、最近Vtuberにハマる人の話とか聞いてて「バーチャル空間で誰かを応援するようなゲームつくれたら面白いのでは」というアイディアが漠然とあったので、どちらかというとお題に合わせてゲームをつくるというより、つくりたいゲームにお題を寄せていくような感じになった。
そしてできたのが以下のゲーム。アイドルに向かってハートを撃って投票し、自分の推しメンバーを投票で勝たせるという内容。
ゲームを作るまでの流れや苦労した点を少しだけ振り返ってみる。
48時間のゲームジャムは時間との戦い
ちょくちょく参加しているUnity 1週間ゲームジャムは1週間あるのである程度構想を練る時間もあるが、ClusterGAMEJAMは48時間しかない。Clusterのゲームの実装にはまだ慣れていないのとチームを組まない一人参加だったこともあり、ひたすら手を動かさないと終わる気がしなかったので、とにかく早くゲームの形にすることを優先した。
アイドルにハートを撃つシューティング的な実装は以前の日記で書いたゲームで試してたので、こちらの処理を転用してギミックを組む。あとは各アイドルごとにhitNumという整数を持たせて、UIのテキストのSet Text Gimmickでアイドルごとの得票数を表示させている。
もう場当たり的実装のオンパレードでHierarchyと各オブジェクトのコンポーネントはカオス状態。製作の後半でゲームをリセットする処理を実装しようとしたところ、100票集めた時の勝利判定の実装と相性が悪いことに今さら気づき、泣きそうになりながら大改修をした。
細かい処理は場当たり的でもしょうがないが、ゲームのリトライなどの基幹的なシステムは、最初にもう少しやり方を考えておいた方が良かったな~というのが反省点。
バラエティ部門で賞をいただいた
受賞作品発表会はCluster上で参加してたのだが(後半はYoutubeで見てたけど)、ありがたいことにバラエティ部門で「全員推したくなるで賞」を頂いた。賞の名前が内容に絡んでいるのが嬉しい。バラエティ賞は賞品が受賞者によってバラバラなのだが、すでに賞品については連絡を頂いたので楽しみに待ちたいと思う。
賞は10部門あって各30チームが受賞して賞品をもらえる(!)ので、多くの人が賞をもらえるやさしいシステム。発表会でClusterのCEOも話していたが、誰もが何かしら持ち帰ることができるという、エントリーから結果発表まで太っ腹なゲームジャムだった。
もちろん賞をもらえたのも嬉しいが、私自身も久しぶりに3Dでゲームをつくって立体的な世界の造形を楽しむことができたし、今まで理解があいまいだったAnimatorに関する理解が深まったので勉強にもなった。今後もぜひ参加したいと思えるゲームジャムだった。
Clusterで遊ぼう日記を書き始めた
Cluster初心者がオリジナルアバターのアップロードやゲームワールドの作成など、色々とやってみたことを日記として書き残してます。興味あればのぞいてみてください。