【映画感想】雲の向こう、約束の場所(2004)

投稿日:2017年2月27日
最終更新日:2019年5月7日

満足度:★★★★★★☆☆☆☆ 6点/10点満点

雲のむこう、約束の場所

(※結末についてネタバレはありませんが、映画内のいくつかのシーンについて触れてます)

あらすじ

「君の名は。」が大ヒットした新海誠が監督した、初の長編作品。北海道が日本から独立した世界を舞台に、眠り続けている同級生・沢渡佐由理との約束を果たすため、主人公の藤沢浩紀と白川拓也は、自分たちでつくった飛行機で北海道にそびえる塔を目指す。

 

感想

量子力学が絡むSFストーリーで、北海道が日本から独立し、「エゾ」という国になっているという世界観が面白い。さすが新海監督らしく、背景の書き込みが素晴らしい。

ただ、ひとつ気になったのが、「さゆり(眠っている女の子)を救うか、世界を救うか」というようなセリフが出てくるシーン。このシーンは作中で特に強調したい部分だと思うけど、女の子を塔に連れて行けば目覚めるという根拠が浩紀の勘なのが納得いかない。

のちのち科学的なデータで裏付けがされるようなシーンもあったけど、この時点では勘でしかないのに必ず目覚めるような前提で話が進んでいることに違和感を覚えた。せめてこのセリフの前に、科学的なデータでそういう兆候がある、みたいな描写があれば良かったんだけど。(私が見逃しただけか?)それと、背景は素晴らしいんだけど、人物の顔のディテールが最近の作品よりは少し甘いかな。

とはいっても世界観は素晴らしいし、自作飛行機で空を飛び、未だ見ぬ地の謎の塔を目指すというストーリーはロマンに溢れていて良い。こういう作品を経て「君の名は。」のヒットがあると思うので、新海作品に興味がある人にオススメしたい映画。

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投稿者: wakky

映画と旅行が大好きなエンジニア。お酒、ゲーム、読書も好き。

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