【映画感想】12モンキーズ Twelve Monkeys (1995)

投稿日:2016年6月8日
最終更新日:2021年3月20日

満足度: 8点/10点満点 ★★★★★★★★☆☆

(※結末についてネタバレはありませんが、映画内のいくつかのシーンについて触れてます)

あらすじ

2035年、全世界に蔓延したウイルスによって、人類は絶滅の危機に立たされていた。科学者たちは原因の調査を進め、その謎に「12モンキーズ」が関わっていることをつきとめる。

囚人であったジェームズ・コールは、特赦を条件に「12モンキーズ」の調査を命じられ、1996年にタイムスリップする。ウイルス発生の鍵を握る「12 モンキーズ」とは? 調査を進めるうちに、驚愕の真実が明らかになる。

 

感想

まず、退廃的な世界観も自分の好みにはまってた。序盤に外に出るシーンのちゃちな防護服やうさんくさい科学者など、独特の世界観がある。

ブルース・ウィリスの演技が個人的にツボ。馬用の鎮静剤を打たれてヨダレだらだらのシーンから、車のラジオにはしゃぐ無邪気な少年のようなシーンまで、幅広い演技を楽しめた。ブラット・ピットのいかれた演技も良かったと思う。ただおかしな役というわけではなく、危なっかしいというか、観ている人間をハラハラさせるような演技だった。

ストーリー内にはちょくちょく伏線が入っており、それもちゃんと回収されている丁寧な展開になっている印象だった。それとテーマ曲が良くて、耳に残って映画を象徴するような曲になってる。ラストもちゃんと伏線回収されていて関心。

映像としては少し地味というか、淡々と映画が進んでいく雰囲気だったけど、それも別に悪くないかなという感じ。特に不満は無いけど、心に残るシーンがあったかというと微妙。でも面白いことに変わりは無いので、満足度は高め。


投稿者: wakky

映画と旅行が大好きなエンジニア。お酒、ゲーム、読書も好き。

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