【映画感想】ランボー 怒りの脱出 RAMBO FIRST BLOOD PART II (1985)

投稿日:2015年11月9日
最終更新日:2021年3月20日

満足度: 6点/10点満点 ★★★★★★☆☆☆☆

(※結末についてネタバレはありませんが、映画内のいくつかのシーンについて触れてます)

あらすじ

獄中の身であったランボーは特命を受け、ベトナム戦争で行方不明となった兵士の調査のために、カンボジアへ飛ぶ。現地の連絡員と落ち合ったランボーは、ジャングルの奥地で行方不明者を発見するが、救援部隊の裏切りにあい窮地に立たされる。ランボーの二度目の戦いが、いま始まる。

 

感想

前回に引き続いてランボー。前作のランボーは狂気の犯罪者って感じの扱いだったが、今回はベトナム戦争で囚われたアメリカ人捕虜を助けるという、ヒーローっぽい扱いになっている。

序盤、敵地に降下する際にヘリにベルトが引っかかって宙ぶらりんになるシーンがあるが、これが絶妙にダサい。ここで武器を失わせて、肉弾戦のシーンを増やすための脚本だとは思うが、もう少しなんとかならんかったのか。ただ、こういうちょっと抜けたシーンがあるのもランボーが愛される理由かも。

今回はヒロインが登場してランボーを手助けしてくれる。欧米人とアジア人のハーフっぽい感じで、綺麗な女優さんだな~と思った。なんとなく007のボンドガール的な雰囲気を醸し出している。映画の展開も心なしか007っぽい。ランボーに「私をアメリカに連れて行って」と言った後の展開はお約束どおりだが、あまりにもそのシーンが早く来たのでビックリした。

途中で「I’m a expentable.(俺は使い捨てだよ。)」というセリフが、後のエクスペンタブルズという映画のタイトルの元ネタなのかも?とか思ったり。映画全体としてみると前作よりはメッセージ性は低めだが、アクションシーンの迫力は健在。シリアスなストーリー展開の中にちりばめられた絶妙なダサさや、やりすぎ感が増していて、前作とはちょっと違う雰囲気の映画になっているので、前作を観た人はぜひ。


投稿者: wakky

映画と旅行が大好きなエンジニア。お酒、ゲーム、読書も好き。

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