横須賀散歩の昼ごはんに寄った「横須賀ビール」
先日、天気が良かったので奥さんと横須賀に散歩に行ってきた。横須賀散歩の話はまたブログで書こうと思うが、地元のクラフトビールが飲める「横須賀ビール」に行ってきたのでレポートを書いてみる。
京急の汐入駅から徒歩10分程度、どぶ板通りを抜けると見えてくるお店は、横浜の赤レンガを思わせる外観。
入り口をくぐるとすぐにあふれ出す醸造所感。ビール好きはこの時点で気持ちが高まる…かもしれない。1階は醸造所になっており、2階はレストランになっている。今日はレストランでランチを頂く。ちなみに、1階のカウンターではビールだけ頼んで飲むこともできる。
行ったのが平日ということもあって2階のレストラン席にすぐ案内してもらえたが、店内はお客さんがいてにぎわっている。休日はかなり混みそうな予感。ちなみに2階の席に向かうときにランチを終えた米軍の人達とすれ違って「Oh, Yokosuka!」という気持ちになった(?)
ビールの飲み比べメニューもあり
内装はアメリカンでおしゃれな雰囲気。観光客っぽい人が多かったが、さきほどのように米軍の人や地元の人も食べに来るのかも。
さっそくメニューをチェック。うちの奥さんはあまり酒は飲まないのでウーロン茶を注文し、私は定番クラフトビール5種類の中から、3種類を飲み比べできる「ビアフライト」を注文した。飲み比べでは選べないが、季節限定のビールもある。
シイタケエールはかなり気になったが、あまりキノコ自体好きではないので冒険はせず「ドブイタハッピー」「横須賀フォレストジンジャー」「スーザンダーク」の3種類を選択。ビールは注文してすぐに持ってきてくれた。説明文も書いてあるのでフムフムと読みながらビールを味わう。
「ドブイタハッピー」はほどよい苦みと、柑橘系のフルーティな風味が印象的なビール。後味はさっぱりしていて食事にも合う。私はこれが3種類の中で一番おいしかった。
「横須賀フォレストジンジャー」はその名の通りジンジャーの風味を感じるビールだったが、ジンジャーの風味は辛すぎず、ほどよい柔らかさがある。
「スーザンダーク」はアッサリ系の黒ビールで、苦みも酸味もほどほどで飲みやすい。個人的には黒ビールはもう少し苦みが強くて濃厚な方が好きなのだが、アッサリしているので万人受けはするかもしれない。どれも個性があって美味しかった。
ボリューム満点のよこすか海軍カレーはスパイシーだが辛すぎない。セットには牛乳
横須賀といえば思いつくのはカレーとハンバーガー。私はネイビーバーガーを、奥さんはよこすか海軍カレーを注文。ネイビーバーガーは少し時間がかかるということだったが、ビールはすぐに来たのでのんびり飲みながら待つ。ネイビーバーガーは2000円近くというなかなかの強気価格だが、とってもハンバーガーを食べたい気分だったので迷わず注文。
先に奥さんのカレーが到着。サラダと牛乳(!)が付いてくる。
私も少し食べさせてもらったが、色々な風味が絡み合う深い美味しさがある。あまり辛くないので辛口カレーが苦手な人でも大丈夫。ただしなかなかボリュームがあるので、小食の人はお米を残しちゃうかも。
ランチョンマットがわりに敷いてもらえる紙に、よこすか海軍カレーの説明が書いてあった。軍隊食として導入された明治期のカレーを、地元の食材をふんだんに使って再現したカレーとのこと。
アゴが外れそうな大迫力なネイビーバーガー
しばらくしてハンバーガーも到着。で、でかい…。見るからに肉々しいハンバーグと大量の野菜が飛び出している。何かと比較して写真撮っておけば良かったのだが、マク〇ナルドのビッグ〇ックの2倍くらいのボリュームはありそう。
このままでは食べられないので、少し潰しながらカブりつくと、ジューシーな牛肉がゴロゴロと口に中に転がり込んでくるような圧倒的肉感…!バンズも外はサクサク、中はふっくらしていておいしい。
ソースなどはついておらず、自分でケチャップとマスタードをドバドバ好きなだけかけて食べる豪快なスタイル。かなりお腹が空いていたのだが、余裕でハンバーガー1個でお腹いっぱいになった。ハンバーグは塩と胡椒でしっかり味はついているが、シンプルで途中から少し飽きそうなので、ケチャップやマスタードで味変しながら食べるのがオススメ。
こちらも紙に説明文を発見。ネイビーバーガーは、その名の通り米海軍内で食べられていたハンバーガーのレシピをもとにつくられているとのこと。つけ合わせのポテトは大豆を衣に使っているらしい。普通のポテトよりもサクサク感があり、こちらもかなり美味しかった。
異国情緒を感じながら、美味しいクラフトビールやアメリカンなハンバーガーを楽しめて大満足。ビール好きにはぜひオススメしたいお店だった。