満足度: 7点/10点満点 ★★★★★★★☆☆☆
レビュー
※結末についてハッキリとしたネタバレはありませんが、映画の展開やシーンについて触れています
凄腕だけど問題アリのバンパイア(吸血鬼)ハンターの戦い
表の顔はプール清掃員だが、実はバンパイアハンターという裏の顔を持つバド(ジェイミー・フォックス)。家族にも仕事のことは秘密にしているが、仕事のせいで妻には愛想を尽かされ、娘の学費も払えずに家庭崩壊寸前。
家族離散を防ぐため、なんとか娘の学費を稼ごうとバンパイアハンターの組合に掛け合い高額の仕事を狙うが、とあるバンパイアを狩ってしまったことをきっかけに歯車が狂い始める…というお話。
私が好きなジェイミー・フォックスと、西海岸の大物重鎮ラッパーであるスヌープ・ドッグも出ているということで気になって観てみた。余談だが私は学生時代にスヌープ・ドッグのCDを買って聞いてたので、ファンというほどではないが好きなMCの一人。
お金は掛かってそうだがB級な雰囲気
キャストも豪華だしそこそこの大作映画だとは思うのだが、ストーリーやコミカルな展開、やたらグロいバトルシーンなど、B級テイスト満開な雰囲気。
スヌープ・ドッグの出演をかなりアピールしていて、音楽も懐かしい90年代hiphopが流れたりしている。そのわりにスヌープドッグの出番は少なめだったが、役としてはオイシイ所で出てくるし、あのリラックスしつつもどこか迫力がある雰囲気は映画でも健在で、存在感はかなりある。ジェイミー・フォックスとの掛け合いも面白いけどかっこいい部分もあって良い。
ストーリーはメチャクチャだけど気軽に観られる
あらすじからしてメチャクチャな話なのかなと思って映画を観たが、やはり予想通り色々と無理やりな展開が多い。ただ、ストーリーというよりコメディとアクションに全振りしているような映画なので、あまり細かいところは気にならなかったかな。
全体的には肩の力を抜いて気軽に観られるエンタメ映画という印象だった。