満足度: 8点/10点満点 ★★★★★★★★☆☆
レビュー
※結末についてハッキリとしたネタバレはありませんが、映画の展開やシーンについて触れています
失われた都市をめぐるドタバタの冒険活劇
恋愛小説家のロレッタは、新作小説「ザ・ロストシティ」の宣伝のための宣伝ツアーの途中、彼女の考古学的な知識に目をつけた実業家・フェアファックスによって南の島へと誘拐されてしまう。ロレッタの本の表紙を飾るモデルのアランは、島へとたどり着いてロレッタを救出しようとするが…というお話。
公開当初に気になっていた映画の配信が始まっていたので視聴。予告編から馬鹿馬鹿しいコメディ映画のにおいが漂っていたが、自在に観てみると期待を裏切らない笑えるコメディアクションで、最初から最後まで楽しく観ることができた。
豪華キャストが全力で繰り出す馬鹿馬鹿しい演技が必見
ストーリーや展開的には特に目新しさはないドタバタの冒険アクションコメディなのだが、サンドラ・ブロックをはじめ、ダニエル・ラドクリフ、チャニング・テイタム、ブラッド・ピット(ちょい役だけど)など、豪華キャストが全力で馬鹿馬鹿しい演技をしているところが面白い。
その格好でジャングルはおかしいだろ…とか、そもそも誘拐する人間の人選おかしくね?とか、細かいところを突っ込みだすとキリがないのだが「この映画はエンタメ全振りだから細かいことはいいんだよ!!」とでもいうような笑いの勢いで最後まで突っ走っていく。
笑えてスカッとする映画を観たいときにはピッタリの、気軽に観れるコメディ映画だった。