満足度: 6点/10点満点 ★★★★★★☆☆☆☆
レビュー
※結末についてハッキリとしたネタバレはありませんが、映画の展開やシーンについて触れています
富裕層による「人間狩り」
12人の男女がさらわれ、広大な森の中で目を覚ます。近くにあった木箱の中には武器と一匹の豚。奇妙な状況に困惑するなか、突如重撃が彼らを襲う。それは、富裕層が目をつけた一般市民を狩る「人間狩り」の始まりだった…というお話。
あまり大作映画を観る気分ではなく、サクッと観れそうな映画をAmazon Prime Videoで漁っていたら発見したので鑑賞。結論から言うと、ちょうど良いあんばいにサクッと観れるB級映画だった。
やたらとグロテスクなB級映画
ストーリーがストーリーだけに、人の頭が吹っ飛んだり胴体が千切れたり、やたらとグロテスクなシーンがある。死に方も罠あり、銃あり、刃物ありと変な方向に制作陣の熱意を感じた。
内容的にはわかりやすいスプラッターB級映画という感じ。アクションはレベルが高い、という感じではないが、主人公の女性・クリスタルが冷静に敵をぶっ○しながら窮地を脱していく様子はなかなかの見もの。
酷い話だがラストは謎の爽快感
後半になると話の全容がわかってくるが、色々な意味でヒドいストーリー。ただ、ラストはわかりやすいし、謎の爽快感がある。序盤のシーンが伏線になってたりもするし、観終わってあとは不思議とスッキリした気分になった。
ただ、「あれは何だったの?」と思うシーンもあって全体的に雑な印象は否めない。グロテスクだしストーリーも好みがわかれそうなので人にオススメはしにくい映画ではあるが、あらすじを読んで興味が湧いたら楽しめるかもしれない。