【映画】チューズ・オア・ダイ:恐怖のサバイバルゲーム  Choose or Die(2022) – レトロゲームとホラー映画の親和性

投稿日:2022年5月2日
最終更新日:2022年10月9日

満足度: 7点/10点満点 ★★★★★★★☆☆☆

レビュー

※結末についてハッキリとしたネタバレはありませんが、映画の展開やシーンについて触れています

80年代のレトロゲームを起動したことから始まる恐怖

無造作に積まれていた80年代のレトロゲーム。「クリア後にもらえる賞金がまだ有効かも」…そう思って軽い気持ちで起動したハルとケイラの2人を待っていたのは想像を絶する恐ろしいゲームだった…というお話。

なんとなく大作映画やシリアスな映画を観る気分ではなかったので、軽く観れるB級映画が無いかな…と思ってNetflixをあさっていて見つけたNetflixオリジナル映画。結果から言うと予想通りのB級映画で、なかなか楽しむことができた。

レトロゲームとホラーの親和性を発見

内容的には掘り出したレトロゲームを起動したら数々の恐ろしい体験に巻き込まれていくというホラー映画。ネットでは結構評判がわるくてボロクソ書かれていたのだが、個人的には好きな世界観だった。

ゲームの世界に入り込んだり、ゲームが現実を侵食するような映画はちょくちょく見かけるが、大体はゲームという題材を利用した派手な演出やアクションシーンなどが見せ場になるケースが多い気がする。

一方、この映画で出てくるゲームはPCのコンソールに文字ベースで淡々と恐怖のミッションが表示されるというシンプルな内容になっている。ただ、黒いPC画面に緑の文字や簡単な図が表示されている間に、現実世界で恐ろしい事象が起きていくという無機質な雰囲気がなかなか怖い。

ゲームがシンプルだからこそ意図が読めなかったり狂気を感じたりして、レトロなゲームとホラー映画の親和性はなかなか高いなという新しい発見があった。

痛い描写が苦手な人は注意

映画の時間は90分弱でサクッと観れるのは良かった。ただ、ラストは含みを持たせている感じではあったが、私にはよくわからず。どうせならもっとB級っぽくわかりやすく終わった方が映画として綺麗にオチがついた気がする。

内容がやたらスプラッタで観てて痛そうなシーンが多いのはちょっと個人的にはきつい部分もあったが、そういうシーンが苦手ではなく、レトロゲームとホラーという題材に惹かれる人であれば、サクッと観られるB級映画として楽しめると思う。


投稿者: wakky

映画と旅行が大好きなエンジニア。お酒、ゲーム、読書も好き。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください