【映画感想】「マイル22 Mile 22 (2018)」- 飛び交う罵詈雑言が見もの?

投稿日:2019年5月27日
最終更新日:2021年3月14日

満足度: 6点/10点満点 ★★★★★★☆☆☆☆

あらすじ

東南アジアを舞台に、CIA軍事機関「グラウンド・ブランチ」に所属する工作員たちの戦いを描いた映画。

 

レビュー

人間臭いCIA職員とバリエーション豊かな罵詈雑言

CIAなのに感情の高ぶりを抑えられないジミーのキャラクターが面白い。この手の映画だと機械のような完璧人間が多い気がするが、やけに人間臭いのが新鮮。

ジミーをはじめとして、他の登場人物もやたら汚い言葉を使いまくっていて、罵詈雑言の見本市、あるいは悪口の早口大会といった感じ。特にアリスが旦那と離婚アプリで交わした会話が馬鹿馬鹿しすぎてツボにはまった。好みは分かれるかもしれないが、私にとっては、なかなか笑えるユーモアセンスだった。

 

深みは無いがシンプルに楽しめる

ストーリーとしてはありがちで捻りは無いけど、わかりやすくて明確なので、いろいろと考えなくても楽しめる。戦闘シーンも迫力があって良い。ただ、あまり印象的なシーンはなかったし、特別に人に勧めたくなるような映画ではない。

とはいえ、時間も90分程度と短めだし、軽い気持ちで楽しめるエンターテイメント映画だった。


投稿者: wakky

映画と旅行が大好きなエンジニア。お酒、ゲーム、読書も好き。

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