LINEボットから定期的にメッセージを送る
前回はLINEボットからGoogle Apps Scriptsを使って、ボットをフォローしているLINEアカウントにメッセージを送る(pushする)処理を実装した。今回は、GASのトリガーという定期的に処理を実行できる仕組み(※時間以外のイベントでも実行が可能)を使い、定期的にpushメッセージを送る処理を実装する。
今後も色々な処理は試したいと思うが、ひとまず元々の目的だった「月一回、家賃の支払いをリマインドしてくれるボット」を完成させることができる。
前提条件
LINEチャネルを作成していること
LINEチャネルのアクセストークンとWebhookの設定していること
GASでpushの処理を実装していること
環境
Windows 10
GASのトリガーを設定する
トリガーを設定するには、特にコーディングは必要なくGASの画面から設定することが出来る。まず、前回つくったコードを開いて「編集」→「現在のプロジェクトのトリガー」を開く。
すると以下のような画面になるので「新しいトリガーを作成します」をクリックする。
今回は以下のようにトリガーを設定した。
「実行する関数を選択」から、トリガーにより実行する関数を選ぶ。ここで、前回追加した「pushMessage」を選択することで、メッセージをトリガーにより送信することができる。
「実行するデプロイを選択」では、Headにしておけば、デプロイしてある最新のコードが実行する。デプロイにバージョンを設定しておけば、特定のバージョンを実行することもできる。
イベントのソースは「時間主導型」にしておき、その他はお好みでメッセージを送りたい日にちや時間を設定する。
設定すると、以下のようにトリガーが追加される。(追加したはずなのに無いときは、一度ブラウザを更新すると表示されるかも)
指定日時にリマインドが来ることを確認
私は試しに、翌日15日9時~10時の間に通知が来るように設定した。翌日待っていると…
ちゃんと通知が来た!家賃の支払いに15日は早すぎる気がするので、25日くらいに設定を変更して目標達成。これで家賃の振り込みを忘れないで済みそう。笑
今後の予定は特に決めていないが、通知の日にちや時間をボットとのやり取りで変更できるようにしようかな~と考えている。
参考サイト
GASとLINE Messaging APIでpushメッセージのLINEbotを作る!
LINEボットをつくろう日記のまとめ
以下のページに、この日記をまとめています。日記をなぞっていけば同じようにLINEボットができるはず。興味がある方はぜひ。