満足度: 8点/10点満点 ★★★★★★★★☆☆
レビュー
※結末についてハッキリとしたネタバレはありませんが、映画の展開やシーンについて触れています
ロンドンがゾンビだらけに!
ロンドンの家電量販店に勤める冴えないショーンは、長年付き合ったガールフレンドのリズに振られてしまう。そんななか、朝目覚めるとロンドンの街中にゾンビがあふれていた。ショーンは居候のエドとともにリズや母親を救いだすために奮闘する。
なんか名前は聞いたことあるな〜と思ってなんとなく観た映画。一言で言うと「バカバカしい映画」なのだが、なかなか笑えて楽しめた。
ゾンビ映画なのに笑ってしまうバカバカしさ
私は基本的にはゾンビ映画といえばホラーかサスペンス、アクションをイメージするが、この映画は完全にコメディである。ゾンビに食われるシーンはグロくてスプラッターなのだが、全く怖さはない。
そもそもショーンとエドからして終始間抜けなやり取りを繰り広げており、これで怖がれという方が無理。一方で、たまに親子の絆とか見せられて少しウルッときてしまいそうになったりするから気の抜けない映画だ(?)
終盤のパブで腹筋崩壊
基本的には最初から最後までバカバカしい展開が続き、中盤まではニヤッと笑うくらいだった。ただ、後半のパブで音楽が流れ始めたくだりはあまりのアホさに声を出して笑った。「なんだ…この映画はアホすぎる」と呆れながらも巻き戻してもう一度見て笑ってしまったほど、個人的には強烈なシーンだった。
ラストもなんとも悪趣味で、グッドエンド風にまとめてるけど「いやこれ全然良くないだろ」と突っ込みたくなってしまう。
笑いのツボにはまらなかったら最後までは観るのはキツイが、私はこういうしょーもなくて、くだらない笑いは好きなので普通に楽しめた。おバカ映画好きなら楽しめるはず。