【映画】「怪獣大戦争 (1965)」- 惑星を巻き込んだゴジラ&ラドン、キングギドラの大乱闘

投稿日:2021年1月23日
最終更新日:2021年3月14日

満足度: 8点/10点満点 ★★★★★★★★☆☆

レビュー

※結末についてハッキリとしたネタバレはありませんが、映画の展開やシーンについて触れています

ゴジラ&ラドン、キングギドラが宇宙と地球で大乱闘

新衛星の調査に向かった地球連合宇宙局の富士とグレンは、宇宙怪獣キングギドラによる襲撃にさらされている高度な文明を持つX星人と出会う。X星人の統制官はキングギドラに対抗するために、地球怪獣のゴジラとラドンを借りたいと申し出てくるの…というお話。

ゴジラとラドンの地球怪獣 v.s. 宇宙怪獣キングギドラという構図で建物壊しまくり、爆発しまくりの大迫力バトルが繰り広げられる。シン・ゴジラでも話題になった名曲「怪獣大戦争マーチ」が冒頭で流れ、しょっぱなからテンションが上がる。

 

チープ感はあるがハンドメイド感は今見ると新鮮

CG全盛で、もはや現実との境目もあいまいになってきた現代映画に慣れていると、怪獣や街の造り物感はどうしても目に付くし、X星人の服装は今見るとかなりチープなコスプレのように見える。

…が、ビルのひとつひとつやゴジラやキングギドラの手作り感はどこか温かみを感じるし、ひとつひとつに職人の魂が入っているような雰囲気がある。この映画は私が生まれるよりずっと前につくられているわけだが、物心ついたころからある程度CGが発達していた私のような世代から見ると新鮮に感じる。

 

どことなくユルさも感じられる映画。CG全盛の今だからこそ

結構有名なシーンのようだが、作中でゴジラが当時人気だったおそ松くんの作中の「シェー」ポーズをとるシーンがある。これには思わず私も笑ってしまった。何故このポーズを取らせたかネットで調べるとハッキリとしたことは書かれていないが、どうやら現場のノリでやったという見方が多いらしい。

なんとなくユルさも感じる本作は、CG全盛の今見ると新鮮だし普通に若い人でも楽しめるのではないかな、と思った。映画も90分程度と短くまとまっていてストーリーのテンポもよいのでストレスもなく観れた。

私はもう30歳越えているのでそこまで若いとは言えないが、少なくともそのくらいの世代の私でも楽しめる映画だった。


投稿者: wakky

映画と旅行が大好きなエンジニア。お酒、ゲーム、読書も好き。

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