【映画の感想】「6アンダーグラウンド 6 Underground(2019)」- キャラ立ち6人が世界の悪を裁く痛快アクション

投稿日:2020年1月15日
最終更新日:2021年3月14日

満足度: 8点/10点満点 ★★★★★★★★☆☆

レビュー

※結末についてハッキリとしたネタバレはありませんが、映画の展開やシーンについて触れています

最初からアクセル全開のアクションシーン

最初から文字通りアクセル全開のカーチェイスシーンから始まる。どこの国にも組織にも属さない6人のチームが、司法では裁かれない世界の悪を成敗するという映画。

スローモーションを多用したアクションシーンは迫力満点、かつクスッと笑える軽快な掛け合いのセリフも楽しく「この映画はエンターテインメントの映画なんだぞ」というわかりやすい主張を感じる。カーチェイスや銃撃戦、危機的状況からの逆転劇など目まぐるしくアクションシーンが展開していき、観ていて飽きない。

ストーリーの流れは時間関係が前後する構成なので、少しわかりにくい部分もある。ただ、何も考えないでも楽しめるアクションシーンがメインなのであまり気にならなかった。

 

キャラクターが立っている6人の主人公と敵役

主人公の6人はそれぞれ狙撃や医療、軽業などの特技を持っており、わかりやすいキャラ付けがされている。性格的にも一癖も二癖もある面子なので、皮肉やジョークが効いた会話もいちいち楽しい。

それぞれのキャラクターに見せ場もあるし、「6アンダーグランド」という映画名に違わず6人それぞれが活躍しており、無駄なキャラクターはいない。

敵役は架空の国の独裁者だが、こちらも極悪非道の限りをつくすわかりやすい悪役。ひねりは無いが、対立関係がわかりやすいので深く考えずに映画を観ることができた。

 

先が読める展開も形式美?

全体的にわかりやすいストーリーなので、オチも大体予想がつく内容。

続編を匂わせる終わり方も含めて意外性は全然ないが、わかりやすい勧善懲悪に全振りした良作エンターテインメント作品だった。

もし次回作もNetflixで配信されたら観てみたい。


投稿者: wakky

映画と旅行が大好きなエンジニア。お酒、ゲーム、読書も好き。

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