【映画感想】これはスクリーン上のアートだ! – 「くるみ割り人形と秘密の王国 The Nutcracker and the Four Realms (2018)」

投稿日:2018年12月2日
最終更新日:2021年3月14日

満足度: 6点/10点満点 ★★★★★★☆☆☆☆

(※結末についてネタバレはありませんが、映画内のいくつかのシーンについて触れてます)

あらすじ

ロンドンに暮らす14歳の少女クララは、家族ととともに幸せな日々を送っているが、母親が亡くしてしまう。悲しみの中、叔父の家のクリスマスパーティに参加した彼女は、不思議な国に迷い込む。そこでクララは、自分のことをプリンセスと呼ぶくるみ割り人形のフィリップと、不思議な国の宰相たちと出会う。彼女は「遊びの国」との戦争を終わらせるため、フィリップとともに遊びの国へ向かうのだが……。

 

感想

予告編の美しい映像を観て、興味を持った映画。やはり想像通り、映像は非常に繊細で美しい。劇中やエンドロールなどにバレェのダンスも盛り込まれており、全体的にアーティスティックな雰囲気が漂った作品になっている。衣装やCGもかなり繊細につくり込まれていて、眺めているだけで楽しい作品になっている。

ただ、ストーリーは良く言えば正統派、悪く言えば先が読みやすい。最後の展開は、最初は読めなかったが、中盤のマザー・ジンジャーのセリフで大体読めてしまった。結末も特に意外性はなく、予定調和で終わったという印象。

全体としては「映像が綺麗な正統派ファンタジー」という印象で、特に強く心に残るものは無かったかな。でも、子供も大人も安心して楽しめる内容になっていると思う。クリスマスシーズンに観ると、気持ちが盛り上がりそうな映画だと思う。


投稿者: wakky

映画と旅行が大好きなエンジニア。お酒、ゲーム、読書も好き。

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