満足度: 7点/10点満点 ★★★★★★★☆☆☆
(※結末についてネタバレはありませんが、映画内のいくつかのシーンについて触れてます)
あらすじ
ある黒人の少年の成長を描いた映画。リトルと呼ばれている気弱な少年、シャロンは、学校でいじめられていた。唯一の肉親である母親もドラッグに依存し、シャロンに金をせびるようになる。
そんな中、支えとなっていたのは友達のケヴィン。シャロンはケヴィンに対して友情以上の感情を抱いていることに気付く。激しくなるいじめは二人を引き裂き、離ればなれになるが、時がたって思わぬ形で再開することになる。
感想
飛行機の中で観たので、どういう話かまったく知らずにみたけど、かなりシリアスで笑うような場面は全然ないお話。
シャロンに対するいじめは悲惨だし、家庭環境も最悪。あまりこういう境遇での人生が想像できないので、しっかり共感できたわけではない。ただ、再開したときの感情とか、ケヴィンの現在を知ったときのシャロンの複雑な心境を想像すると、色々考えてしまう。
最後も少し悲しいエンディングだけど、バッドエンドでは無いかな。表現が難しいが、なんとなく胸にじーんとくる映画。