満足度: 4点/10点満点 ★★★★☆☆☆☆☆☆
(※結末についてネタバレはありませんが、映画内のいくつかのシーンについて触れてます)
あらすじ
神と人間が共存しており、「生命の神」であるオシリス王により栄えていた古代エジプト。しかし弟であるセトにより王座は奪われ、暴君となり民を苦しめる。
オシリスの子であり、セトに王座と両目を奪われたホルスは人間の青年ベックと手を組み、エジプト王座奪還をもくろむ。その鍵を握る重要なアイテム、「神の眼」を盗み出そうとするが、その道のりには幾多の困難が待ち構えていた。
感想
CGにはかなりこだわっているようで、戦闘シーンは迫力があって見応えがある。ただ、なんというか、CGが古代エジプトの雰囲気とあまり調和していないような気がする。
セトやホルス、アヌビスといった神々がやたらとテッカテカに描かれていて、SF映画のロボットのように見える。古代エジプト好きの人が観たら「なんじゃこりゃ」と思いそう。
ストーリー的にも大体予定調和で、ラストも特に意外性は無い。暇つぶしには良いけど、「いい映画だったなぁ」という余韻は無いかな。スカッとする映画をボケ~っと眺めていたい時には良いかも。