【映画感想】レイチェル My Cousin Rachel (2017)

投稿日:2018年3月21日
最終更新日:2021年3月14日

満足度: 4点/10点満点 ★★★★☆☆☆☆☆☆

(※結末についてネタバレはありませんが、映画内のいくつかのシーンについて触れてます)

あらすじ

フィリップが実の兄のように慕っていた、いとこのアンブローズはコーンウォール地方の領主。アンブローズはいとこのレイチェルと結婚し、領地を離れる。始めのうちはアンブローズから幸せな便りを受け取っていたフィリップだが、段々と手紙の内容はレイチェルを非難するものにかわり、アンブローズの体調も悪化していく。

アンブローズの異変を察知し、彼のもとを訪れたフィリップだが、すでにアンブローズは他界していた。フィリップはアンブロ―ズを追い込んだレイチェルと対決しようと決意する。しかし、次第に美しいレイチェルの魅力に惹かれていく。

 

感想

まず思ったのが、主人公のフィリップが良く言えば純粋すぎる、悪く言えばアホすぎてイライラしてしまった。ただ、レイチェルのミステリアスな魅力や不可解な行動が印象的で、先が気になる展開になっている。そして、レイチェル役のレイチェル・ワイズの演技が良い。(役と同じレイチェル!)

朗らかで快活な女性を演じたと思えば、情熱的で激しい気性の女性にもなり、ミステリアスで妖艶な顔も見せる。レイチェル・ワイズの演技力があって成立している映画だなという印象。

ただ、ラストはなーんかすっきりしない終わり方。観た人に解釈を丸投げしてるみたいで、あまり好きではない。もちろんあれこれ想像が膨らむ内容なら大歓迎だが、そこまで私の好みにハマる映画でも無かったし、考察するほどの思い入れは持てなかった。

恋愛が絡むサスペンスが好きな人は楽しめるかも?


投稿者: wakky

映画と旅行が大好きなエンジニア。お酒、ゲーム、読書も好き。

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