満足度: 9点/10点満点 ★★★★★★★★★☆
あらすじ
クイーンズに住む高校生のピーター・パーカーは、アベンジャーズの内乱の際にトニー・スタークに見出される。ピーターはトニーに開発されたスーツを貰い、「親愛なる隣人」スパイダーマンとして、街の犯罪行為を阻止するための活動に勤しんでいた。
そんなある日、見たこともない兵器を使うATM強盗団に遭遇する。ピーターは強盗団を調査し敵の正体に近づいていくが、衝撃の事実が発覚する。
レビュー
※結末についてハッキリとしたネタバレはありませんが、映画の展開やシーンについて触れています
今までのスパイダーマンから一新。クスッと笑えるユーモアが満載!
制作元のソニー・ピクチャーズがマーベルスタジオとパートナーシップを結んだため、いままでのアメイジング・スパイダーマンから話が一新されて、代わりにアベンジャーズの世界とリンクしている。
ノリがかなり軽いので、以前までのシリアス路線のスパイダーマンが好きな人は戸惑うかも知れないが、私は非常に楽しく観ることができた。戦闘シーンでも日常シーンでもちょいちょいギャグを挟んで来るが、いちいちセンスが良いので笑ってしまう。
同級生のキャラも良くて、「椅子の男」のくだりとかメッチャ笑った。あと、主人公のピーターあはいわゆるナードでいじめられっ子ではあるんだけど、あんまりエグいいじめられ方はされておらず不快感も無かった。終盤でいじめっこの車を奪ったシーンの会話はかなりツボに入った。
スピード感のあるアクションにも注目
アクションシーンも安定のクオリティで迫力があるし、スパイダーマンという題材をうまく活かしたスピード感のあるバトルシーンも非常に見応えがある。話のテンポも良いので、笑ったり見入ったりしている間に、いつのまにか映画が終わってしまったような印象だった。今までのスパイダーマンってあんまり好きじゃなかったんだけど、今作はかなりツボにはまる内容だった。次回作も是非観てみたい。