【映画感想】真田十勇士 (2016)

投稿日:2017年2月11日
最終更新日:2021年3月16日

満足度:★★★★★★★★☆☆ 8点/10点満点

(※結末についてネタバレはありませんが、映画内のいくつかのシーンについて触れてます)

あらすじ

大河ドラマの「真田丸」でもお馴染みの知将・真田幸村と十勇士の活躍をコミカルに描いた映画。

 

感想

舞台が好評だったため、映画化されたらしい。真田幸村が実は有能ではなく、部下の猿飛佐助に操られていたという設定はユニーク。冒頭、なぜかアニメで十勇士が結成されるシーンが描かれる。しかもそこそこ長い時間。アニメ自体のクオリティは高かったんだけど、アニメ化した意図がよくわからなかった。実写になったときのギャップが大きくて違和感があったし。実写になってからは段々馴染んで気にならなくなったけど、これなら最初から実写で良かった気もあする。

と、文句から始まってしまったが、役者の演技はなかなか役にハマっていて、キャラクターが多いわりには個性が光っていた。特に主役の市川演じる猿飛佐助が良かった。最初は演技が少し大げさに感じたけど、後半は、もうこの役にはこの人しかいない!と思った。やはり歌舞伎役者だけあって、表現力が素晴らしい。

大阪夏の陣の最後のシーンも伏線を活かした展開だったし、感動的な展開だったので不覚にもうるっときてしまった。その後の展開は予想できたけど、しっかり見せ場をつくっていて個人的に好きな流れ。戦国時代の映画としてはノリが軽い(ただし斬り合い等で表現が過激な部分もある)けど、戦闘シーンも迫力があるし、誰でも楽しめる映画じゃないかと思う。


投稿者: wakky

映画と旅行が大好きなエンジニア。お酒、ゲーム、読書も好き。

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