満足度:★★★★☆☆☆☆☆☆ 4点/10点満点
(※結末についてネタバレはありませんが、映画内のいくつかのシーンについて触れてます)
あらすじ
ヒットしたホームビデオ風ホラー映画の4作目。
感想
3作目までHuluで観て、その流れで4作目も観たが、正直4作目となってくると飽きてくる。ビビらせ方もある程度ワンパターンになってきてるし。「子供しか見えない人がいる」というのも前回と同じパターンだし、何となく展開が読めるようになってきた。
第一作では奇妙な現象が少しずつ起きることで不気味さが強調されて、ジャパニーズホラーに近い怖さを感じた。しかし、続編を重ねるにつれて、シャンデリアが落ちたりとかビックリ系にシフトしてきている。ビックリさせる系に寄ってくると、よくあるアメリカのパニックホラー映画と変わりないので、魅力が薄れてきている。怖いとか不気味と感じる場面より、単純に大きな音や、突然人が現れて驚く場面が多い。包丁が消えたシーンは画ずらがシュールすぎて、怖いというよりむしろ笑ってしまった。
あとカメラの録画だけでなく、PCについてるカメラ視点で映画が進展するシーンが結構あるんだけど、これがよくわからない。もともと録画した映像に怪奇現象が映り込む、っていうのがコンセプトだったと思うんだけど、これ録画してないよね。これじゃ何のために見にくい視点で映画取ってるのかわからない。テープをチェックして「おいなんだこれは!」ってなるからリアリティがあって怖かったのに、もはや普通のホラー映画。
そして何より後半がひどい。ホラーというより超能力バトルになってて、苦笑いするしかなかった。ラストシーンも相当お粗末。これアメリカの映画館だったらブーイング起こったんじゃないか?と思うほど。お隣から預かった子(ロビー)の演技は不気味で良かったとは思うんだけど。第一作目から続けて観てきたけど、段々残念な出来になってるなぁと思ったのが正直なところ。