【映画感想】1408号室 1408 (2007)

投稿日:2016年10月16日
最終更新日:2021年3月20日

満足度: 8点/10点満点 ★★★★★★★★☆☆

(※結末についてネタバレはありませんが、映画内のいくつかのシーンについて触れてます)

あらすじ

ニューヨークにある由緒ある高級ホテル。しかしそこには、決して客を泊めることのない呪われた部屋があった。怪奇現象を信じない心霊ルポライターのマイク・エンズリンは、支配人のエリンの警告を聞かずに1418号室に宿泊する。はじめは余裕をみせていたマイクだったが、次々と不可解な現象に襲われ、徐々に追い込まれていく。

 

感想

序盤で本屋のイベントに参加するパートは結構好きなシーンだった。大作家だとあまり身近に感じられないけど、本屋に来ても人がさほど集まらない程度の作家であることがわかるので、感情移入しやすく、その後の恐怖を感じやすくなっている気がした。また、公演を聴きに来た女性とのやり取りで主人公の闇がある部分が感じられて、今後の展開にワクワクした。

不可解な現象が起きるシーンはそれほど怖くなかったけど、突然おっさんが襲い掛かってくるシーンはビビった。不条理なホラーなので、部屋がこういった状態になってしまった理由などにはあまり触れられないけど、それは別に気にならなかった。ホラー映画はどれだけ恐怖を与えられるかがポイントかなと思うので、そこらへんはあまり個人的には大事じゃないし。

ラストシーンも悪くなかったと思う。幻覚だと思ったら実は……というベタだけど含みがある終わり方は私の好みに合っていた。この手のホラーって夢に出てきそうで嫌だからあまり観ないけど、この作品は結構楽しめたかな。


投稿者: wakky

映画と旅行が大好きなエンジニア。お酒、ゲーム、読書も好き。

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